見出し画像

「落日」と、ある感覚の話 


人は、思ったよりすぐには泣けないのかもしれません。

書いている途中で、この現象について調べたとき、「グリーフ(喪失に対する心の反応)」という言葉に行きつきました。

身近な誰かを失ったとき、同じような感覚を覚えたことがある人もいると思います。

わたし自身、父が亡くなったとき、それに近い感覚を経験しました。

恥ずかしい話ですが、父とは喧嘩別れのまま、5、6年ほど顔を見ていない状況でした。

そこについて後悔はしていませんが、それでも「喪失」という意味では、しばらく上の空のような状態が続いていました。

でも、意外と泣かないんですよね。

老衰ということもあったのかもしれませんが。

創作をしていると、ふとした瞬間にそういったものを思い出すんです。

書いているものは等身大の自分ではないけれど、根っこの部分には、きっと自分の経験が残っている。

「落日」も、たぶん、そうやって生まれた話。

「落日」本編はこちら
落日 | フミ #pixiv
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=27691048


いいなと思ったら応援しよう!