「蠍座はたったの7日間?」13星座で読み解く、宇宙のありのままの設計図
西洋占星術では、2026年4月12日から火星と海王星が牡羊座で重なります。一般的には牡羊座での火星×海王星の合は、アグレッシブと予想されがちですが、実際の天体配置を見るとそれは、魚座の中で起きている出来事。
外向きの活動的なエネルギーではなく、内省的で深い浄化のエネルギーと捉えられます。
今はまだ突き進む前に心身を整える、癒やしと内省の期間といえます。
とは言え、とても心地よい春の季節。新芽が芽吹き、命の誕生を彷彿とさせる。それだけでも有難い喜びです。
この実際の天体というのを少しお話します。
超大雑把に西洋占星術の捉え方を説明すると。
実は、12星座(サイン)が黄道(太陽の通り道)360度にきっちり30度ずつ整列して、並んでいるわけではありません。
実際は、太陽が通過するのに30日以上かかる星座もあれば、もっと短い期間で通過してしまう星座もあります。
さらには、黄道上に位置するにも拘わらず、12星座から除外されている星座も実際にはあります。
今回の合も、地球から見て、火星の奥に海王星が位置し、並んだ状態で重なって見えるので合と呼んでいますが、地球から火星の距離は約2~3億㎞、海王星は43~45億㎞ 離れていて、実際はピッタリくっついていません。
これらは西洋占星術の中の決まりごとであり、ルールの一つなのです。
私も、土星とは・・・海王星とは・・・火星とは・・・の占星術上の知識を詰め込んできました。
過去の出来事と重ねて「そういうもの」という認識のままに。
今の時期は、太陽は牡羊座に入っているでしょ?と思われがちですが、それは西洋占星術の概念上の話。実際は太陽は魚座に滞在しています。(この事実、牡羊座さんに伝えるのは忍びないです。)
この2000年以上歴史ある西洋占星術の「システム上のズレ」を気にするのか? それとも、英知によって築かれているものだから・・・と、考えないようにするのか。
2000年の時を経て生まれた「システム上のズレ」
私自身、今もトロピカル式をベースに発信を続けています。それは、この方式が長い年月をかけて人々の意識に浸透し、一つの「共通言語」として確立されているからです。季節の巡りと連動したこのシステムは、私たちの身体感覚や社会のサイクルを読み解くツールとして、今なお強力な指針を与えてくれます。
【リアル春分点の位置】
• 現在: 魚座と水瓶座の境界付近
• 約2,000年前: 牡羊座0度(ここが今の占星術の基準)
• 約4,000年前: 牡牛座の時代(エジプトなどで牛が神聖視された頃)
• 約6,000年前: 双子座の時代
• 約1万年前: 獅子座、あるいは乙女座の時代
このように、2000年前の春分点はまだ牡羊座0度でした。しかし、2000年間、暦とセットで運用していると歳差運動によって、24度の差が出てきています。2024年現在の春分点は魚座にあります。
さて、歳差運動によって春分点と星座はズレて行くものですが、この歳差運動の24度を差し引いて運用しているのがインド占星術(アイアナムシャ)です。
どっちが正確だとかの話でもありません。
30度等分割している点は同じなので。実際のサインに基づいているわけではありません。
そもそも占星術が、暦(農耕や祭事)とセットで運用するために、天体エネルギーを地球上に下して読み解き解釈したもの。
これはこれで、暦のため、地球上の人の営みのもので良いと思うのです。
しかも、無理にサインに暦を合わすことも出来ない。夏至に雪が降っていたりそれこそめちゃくちゃになります。
そこで、私はどうしようもないバグを内包した占星術ともお付き合いしながら、
探求が止まらない性質で・・・そこで私が試みたのが、暦と連動しない13星座論によるチャートの引き直しです。
宇宙のありのままの設計図:13星座で読み解く真実
太陽は黄道を1年間(365日)かけて13星座を通過していきます。西洋占星術は12星座を30度で12等分割するのですが、13星座で360度を分割する場合、各度数はバラバラです。
例えば乙女座や牡牛座は通過に長い期間がかかります。蠍座は僅か7日で太陽は通過します。
そして、12星座から排除されていた「蛇つかい座」には太陽は19日間も滞在しています。
チャートを見て気付くのですが、4元素の中でも「地星座」の太陽通過期間が他サインより長いことです。
「地」のエネルギーが支える、この世界のリアリティ
「地のエレメント」に属する星座のエリアが広いということは、宇宙は地球に対して、「しっかり大地に根を張り、具体的に形にし、安定させる力(周波数)」 を、 他のエネルギーよりもずっと長い時間、地球に降り注いでいることになります。
「30度等分割」という「人間が作った12等分のルール(理想や概念)」を剥ぎ取ると、この世界は「実際の天体配置(13星座)=宇宙のありのままの設計図」という現実的な構築力によって支えられている割合の多い、宇宙の設計図が浮かび上がってくるようです。
逆に「火」や「水」の星座は、期間が短めになっているものが多いです。
水星座の蠍座の7日間などは13星座中一番短いです。
1年間で蠍座のエネルギーが宇宙から降り注いでいたのはたったの7日間。
現トロピカル方式の蠍座さんの中には、実際の天文で見ると天秤座かへびつかい座に該当する方も多く、「自分は蠍座らしくない」という自覚があったのではないでしょうか?(笑)
宇宙が蠍座をタイトな期間にしたのも、ある意味頷けます。 裏の裏の真実まで読み取れる人は少なくてもいいという宇宙のサイン。蠍座以外の人でそのことに心血注いでも裏の裏までは見えないという、ある意味親切設計なのかもしれません。
正解を求めるのではなく、響き合う「周波数」を選ぶ時代へ
見上げる空の星座の配置ですが、12と13星座の違いは興味深いです。12という数字が象徴する男性性(太陽周期)と、13が象徴する女性性(満月周期)の関係や、12は円環周期のループ構造(繰り返しのサイクル)ですが、13になることで上昇螺旋へと向かうポイントが生まれる、といった視点も面白いものです。
生まれた瞬間、サインの中の天体それぞれが放つ振動(周波数)が宇宙から地球に降り注いでいる。それを受信しているのだけは確か。
西洋占星術もインド占星術も13星座占星術もそれは同じエネルギー。
しかし、現在では様々な天体観測アプリで天体の位置情報も正確に分かるようになった。
どの手法が正解かという議論ではなく、今の自分の周波数に最も心地よく響く視点はどれか。
それらを自由に選択し、使い分けていく時代へと変化しているのかもしれません。
感じたことや率直な意見などがあれば、是非コメント欄からお聞かせくださいね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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