見出し画像

旅行編 vol. 11|イスタンブール歴史地区|アジアとヨーロッパが交差する街🇹🇷

今回は、シルクロードの終着点であり、海を挟んでアジアとヨーロッパが隣り合わせにある魅惑の都市、トルコのイスタンブール歴史地区を取り上げます。
この街はかつて世界を揺るがした大帝国の中心地でした。エキゾチックかつノスタルジックなイスタンブールの魅力をご紹介します。

1. アヤ・ソフィアとブルー・モスク

なんと言ってもハイライトは、広場を挟んで向かい合う二つの偉大な建築を眺めるところから始まります。

アヤ・ソフィアとブルー・モスク(生成AIによるイメージ画像)

アヤ・ソフィア

まずは、1500年以上の歴史を誇るアヤ・ソフィアです。かつてキリスト教の総本山として建てられた聖堂が、後にイスラム教のモスクへと姿を変えた、世界でも類を見ない場所です。
一歩中に入ると、巨大なドームの天井にはイスラムの美しいアラビア文字が躍り、そのすぐ隣の漆喰の壁からは、かつて隠されていたキリスト教の黄金のモザイク画が顔を覗かせています。二つの世界宗教がひとつの空間で調和している奇跡のような光景はたまりません。

アヤ・ソフィア(生成AIによるイメージ画像)

スルタンアフメト・モスク

アヤ・ソフィアの真向かいにあるのが、世界で最も美しいモスクの一つと称される「ブルー・モスク」です。
その名の通り、内部は「イズニク・タイル」と呼ばれる約2万枚の青い手描きタイルで埋め尽くされています。ドームに配置された数百枚のステンドグラスから柔らかな光が差し込むと、建物全体が静謐な青い海の中に沈んでいるかのような、幻想的な美しさに包まれます。

スルタンアフメト・モスク(生成AIによるイメージ画像)

2. トプカプ宮殿:オスマン帝国の栄華と「ハレム」の秘密

ボスポラス海峡を見下ろすトプカプ宮殿は、かつてのオスマン帝国のスルタン(皇帝)たちの居城でした。

トプカプ宮殿(生成AIによるイメージ画像)

迷宮のような「ハレム」

宮殿内でも特に人気なのが、皇帝の王妃や側室たちが暮らした「ハレム(後宮)」です。
きらびやかな幾何学模様のタイル、細緻な木彫りの細工、そして大理石の噴水。当時の女性たちの華やかな暮らしを想像しながら歩いてみてください。

ハレム(生成AIによるイメージ画像)

世界最高峰の宝石

宝物館に展示されている世界最大級のダイヤモンドや、大きなエメラルドが埋め込まれた「トプカプの短剣」などの豪華な至宝も見逃せません。
帝国の圧倒的な富と権力を目の当たりにすることができます。

トプカプの短剣(生成AIによるイメージ画像)

3. グランド・バザール:五感を刺激する迷宮ショッピング

イスタンブールのエネルギーを最も肌で感じられるのが、4,000軒以上の露店がひしめく巨大な屋内市場、グランド・バザールです。

グランド・バザール(生成AIによるイメージ画像)

旅のお土産選びは宝探し

一歩足を踏み入れれば、そこは色とりどりのモザイク模様のガラスランプや、エキゾチックな絵柄の陶器、カラフルなストール、スパイスの香り、そしてじゅうたんを売る商人たちの威勢の良い声が飛び交うカオスな空間です。どのお店でも価格交渉は欠かせませんが、その難しさも楽しさもやり取りこそが旅の思い出になります。

4. ボスポラス海峡クルーズ:アジアとヨーロッパの間を行く

街を二つに引き裂くように流れる海峡を船で渡る体験は外せません。

右手にアジア、左手にヨーロッパ

定期船やクルーズボートに乗り込み、デッキへ。右側を見ればアジア、左側を見ればヨーロッパの街並みが広がる、世界でここだけの不思議な航海です。

トワイライト・タイム

特におすすめなのが夕暮れ時です。夕陽が、アヤ・ソフィアやモスクのシルエット(ミナレット)を黒く染め、海面が黄金色に輝く瞬間です。デッキに出て、海風に吹かれて黄昏れてください。

ボスポラス海峡(生成AIによるイメージ画像)

5. 元添乗員のトリビア

イスタンブール名物「サバサンド(バルック・エキメッキ)」

「サバサンド」がとにかく美味しいです。
バゲットに焼きたてのサバ、レタス、玉ねぎなどをシンプルに挟んで、レモンをきゅっと絞ってたべるだけなのに、なぜかこれが驚くほど美味しい。

また、食べる場所はぜひエミノニュ広場へ。豪華絢爛な装飾のトルコ国旗をはためかせた屋台船が金角湾に停泊していて、香ばしいサバの香りが広場全体に漂っています。ガラタ橋付近でも食べられますが、景色と雰囲気込みで楽しむなら、橋のたもとに浮かぶ屋台船が断然おすすめです。

サバサンド(生成AIによるイメージ画像)

キョフテの名店

トルコ料理の定番、キョフテ(トルコ風ミートボール)もイスタンブールで絶対に外せない一品。旧市街には二つの名店があり、それぞれ異なる魅力を持っています。

1.ANAR KÖFTE
グランドバザール(Kapalıçarşı)の南東側、ベヤズット〜クムカプ方面へ少し歩いたエリアにあります。観光客が密集するスルタンアフメット中心部から少し外れるため、ややローカル色が強い立地です。

2.Arafat Köfte
エミノニュ(Eminönü)の中心部近くにあります。エジプシャンバザールやガラタ橋からも近いです。細い路地に隠れるようにあるため、初見では少し見つずらいかもしれません。

また、甘くないヨーグルトドリンク「アイラン」を一緒に注文するのが現地流です。キョフテの旨味を引き立て、胃をさっぱりさせてくれます。

キョフテとアイラン(生成AIによるイメージ画像)

地下に眠る「メドゥーサの謎」

歴史地区の地下には、「地下宮殿(バシリカ・シスタン)」と呼ばれるビザンツ時代の巨大な貯水槽があります。薄暗い水の中に336本もの美しい柱が並ぶ光景はとても幻想的なのですが、その最奥にある柱の土台に、なぜか「横向き」と「逆さま」に置かれたメドゥーサの頭の彫刻があります。

実はこれ、当時は神殿などの廃材を再利用したインフラ工事だったため、単にサイズを合わせるために適当に置かれたらしいです。
 ↓ 実際はこんなに怖い雰囲気ではありません。

地下宮殿(生成AIによるイメージ画像)

世界一「猫」に優しい街

イスタンブールを歩いていると、街のいたる所に猫が暮らしていることに気づきます。カフェの椅子の上、世界遺産の内部、モスクの絨毯の上まで。実はイスラム圏では、預言者ムハンマドが猫を深く愛したという伝承から、猫をとても大切にする文化があります。街全体が猫たちの保護区のようになっており、猫好きにはたまらない街でもあります。

(生成AIによるイメージ画像)

モスク訪問時のマナー

モスクは神聖な祈りの場です。女性は頭髪を隠すためのストールやスカーフが必須です。また、肩や膝が出る服装もNGです。
お気に入りの大判ストールを持参することで、スムーズな入場だけでなく、寒さ対策やコーディネートのアクセントにもなります。


いかがだったでしょうか?

西洋と東洋、キリスト教とイスラム教、過去と現代が、ぶつかり合いながらもうまく調和しながら共生する街です。異なる文化のエネルギーを吸収したいとき、東西の風が交錯するこの街へ飛んでみませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!

#世界遺産 #イスタンブール #トルコ #オスマン帝国 #トプカプ #アヤソフィア #ブルーモスク #キョフテ #サバサンド

いいなと思ったら応援しよう!