「良い子ちゃんnote」に吐き気がした夜、私は10%の手数料を支払う
深夜2時
青白いスマホの光が
私の顔を不気味に照らしている
画面の向こうでは
誰かが整えた「キラキラした言葉」が
踊っていた
「これをしたら成功します」
「自分を大切にしましょう」
「あなたらしく生きれば大丈夫」
…うん。わかる。わかるんじゃけど、もうお腹いっぱいなんよな
そんな良い子ちゃんすぎる言葉が
どうしても私の喉を通らんようになった
読んだ瞬間は、気持ちええんよ
でも、数分後には
何も残っとらん
私が今読みたいのは
もっと泥臭いやつじゃ
成功した武勇伝じゃのうて
その裏で何を思ったんか
どこで萎えたんか
何にイラついたんか
加工されてない「ナマの声」に触れたいんじゃ
例えば
プラットホームの仕組み
「応援」とか「クリエイター支援」とか、耳触りのええ言葉でふんわり包まれとるけど
よく見たら「おぉ~…そうくるか」
と
中身はけっこうえげつないんじゃ
チップを送るためにポイントを買えば
上乗せされた手数料で割高になる
送られた側が換金しようとすれば
運営側にガッツリ引かれる
挙句の果て
自分の口座に振込む時にさえ
銀行に手数料を取られるじゃァァ
100円チップをもらっても
合計が1000円分貯まらんと換金すらできん
100円の善意は嬉しい
でも
その100円は私の手元には
1円も届かんまま
システムの中に浮いとるだけ
100円をばら撒いて
フォロワーを稼ぐ輩までおる
合法なんじゃろうけど
やってることは
政治家の「票のためのばら撒き」と何が違うんじゃろうな?!
私の書いた「ナマの声」は
運営の数字を増やすためだけの
「エサ」
画面をタップする指先一つで
私の命がバラバラに解体されて
データセンターの隅っこで埃を被っとる
そんな虚しさが
時々、顔を出すんよ…
そりゃ商売なんじゃけぇ
当たり前なんかもしれん
でも、その当たり前を
「愛」とか「絆」の
言葉で塗り替えられると
逆に気持ち悪うなる
それをみて見ぬふりして
綺麗な言葉だけでラッピングする
私は、そういう違和感を書いてる記事を読みたいんじゃ
良い子ちゃんじゃないやつ
「いや、それってどうなん?」
ってちゃんと立ち止まっとる文章
だいたい、100円ずつ配って
「太っ腹」な面やこうもうええわ
換金できんストレスで
胃に穴が空くわ
どうせ配るんじゃったら、一気に
「1000円でお願いします♡」
そしたら即、私の口座に直行できるけぇ、ケチケチせんといてな
現実を見た人の本音を知りたいんじゃ
たぶん、完璧に整った言葉より
ちょっと不格好でも
その人の体温がある文章の方が
今の私には刺さるんじゃァァァ

仕組みは、わかっとるんよ
搾取されとるんかもしれん
でも
私が書いた不格好な文章に
画面の向こうで誰かが
「わかるよ」と頷いてくれる
その瞬間に
ここがただのプラットホームじゃのうなって
私の「居場所」に変わってしまう
スマホ画面をタップするだけで
すぐに会いに行ける距離感
知り合いが増え
孤独が少しだけ薄まる感覚
時にスルーされることさえも
一つひとつが
私がここで息をしとるっちゅう
「ナマの手応え」になるんじゃ
その一瞬の光を手放す勇気は
今の私には、ない
10%の手数料は
人とのつながりを維持するために
私が削っている精神的なコスト
結局、私もこの泥臭い承認欲求から
抜け出せん
ただの弱い人間なんじゃろうな…
「まっすぐ」だけが美しいわけじゃねぇ!
狭い鉢の中で、何度も枝を折られ
不自然にねじ曲げられながら
それでも必死に根を張って
「今」を生きとる
その歪(いびつ)な姿こそが
私の「ナマの命」に見えるじゃァァァ
綺麗事ばかり書いてきてないけぇ
こんな泥臭い場所にいても疲れ知らず
100円をばら撒くんじゃのうて
文章で、この歪な魂で勝負するんじゃ
誰にも真似できん独特の美しさがあることを証明したる
…同じように思っとる人
どっかにおらんのんかな

↓しがみんショップ
#SNS疲れ
#エッセイ
#創作大賞2026
#オールカテゴリ部門
#10 %の手数料
#承認欲求
#違和感
#勘違いアイドル
#1000円チップ
