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「AI使ってみたいけど、何を相談すればいい?」に答えてみる


AIを使ってみたい。
でも、何を相談すればいいのか分からない。

そんな声は、けっこう多いと思います。

「記録を楽にしたい」
「メールを整えたい」
「研修資料を作りたい」
「個人情報が不安で、どこまで入れていいか分からない」

困っていることはある。
でも、それをどう言葉にすればいいのか分からない。

私も最初はそうでした。

AIに詳しい人だけが、うまく使えるものだと思っていました。
きれいなプロンプトを作れないと、ちゃんと動かない気がしていました。

でも、実際に使ってみると少し違いました。

最初から完璧な相談内容はいりません。

「支援経過を書くのに時間がかかる」
「メールが毎回かたくなりすぎる」
「会議録をまとめるのが苦手」
「講座のスライド構成がまとまらない」
「AIを使いたいけど、個人情報が怖い」

このくらいで十分です。

AIの相談というと、何か特別なことを聞かないといけない感じがします。
でも実際は、普段の仕事で少し困っていることを、そのまま持ってくるところからでいいと思っています。

相談の時にあると助かるものは、だいたい5つです。

1つ目は、困っている業務の種類です。
支援経過なのか、メールなのか、議事録なのか、研修資料なのか。
まずはそこが分かるだけで、かなり整理しやすくなります。

2つ目は、今のやり方です。
訪問後にメモをしてから入力している。
メール文を毎回一から考えている。
研修資料を作る時、構成で止まってしまう。
今どうしているかが分かると、どこにAIを入れると楽になるか考えやすくなります。

3つ目は、うまくいっていないところです。
文章が長くなりすぎる。
記録が日記みたいになる。
事実と判断が混ざる。
メールがかたくなりすぎる。
市民向けに説明したいのに、専門用語が抜けない。

ここが一番大事かもしれません。

「何を作りたいか」よりも、
「どこで手が止まっているか」
が分かると、相談はかなり進みます。

4つ目は、目指したい形です。
短くしたい。
やわらかくしたい。
専門職として自然な文章にしたい。
市民にも分かる言葉にしたい。
記録として事実だけに整えたい。

ざっくりで大丈夫です。

5つ目は、個人情報を抜いたサンプルです。
氏名、住所、電話番号、事業所名、医療機関名などは外した状態で十分です。
年齢も細かく入れず、80代、90代のように丸めて大丈夫です。

相談だからといって、実名や詳しい経過をそのまま出す必要はありません。

むしろ、個人が特定されない形にしてから相談する。
ここは、AIを使う時と同じで大事な前提です。

たとえば、こんな感じで十分です。

「80代女性。最近買い物が大変との話あり。室内に洗濯物がたまっている。長女はサービス利用を希望。本人はまだ自分でできると話している」

このくらいのメモでも、記録の下書きを作る練習はできます。
そこから、どこを削るか。
どこを本人の発言として残すか。
どこを断定しないようにするか。

一緒に見ていくことができます。

AI活用の相談でできることは、AIの操作方法を教えるだけではありません。

メモを記録用に整える流れを考える。
自分の職場に合うプロンプトを作る。
AIが出した文章のどこを直すか確認する。
メール文を相手に合わせて整える。
個人情報をどう外せばいいか一緒に見る。
研修資料や講座構成のたたき台を作る。

そういう、日々の仕事に近いところを一緒に整理する感じです。

AIを使いこなす、という言葉は少し大きく聞こえます。

でも現場で必要なのは、たぶんそこまで大げさなことではありません。

記録の最初の一文が出る。
メールのたたき台ができる。
研修資料の構成が少し見える。
市民向けの説明が、少しやわらかくなる。

それだけでも、仕事の負担は少し変わります。

AIに詳しくなくても大丈夫です。

プロンプトという言葉に慣れていなくても、問題ありません。

むしろ、普段の仕事で困っていることをそのまま出してもらう方が、使い方は見つけやすいです。

「このメモ、記録にするとしたらどう整える?」

そのくらいの相談からで十分です。

一人で試してみても、うまくいかないことはあります。

AIが出した文章がそれっぽいけど、どこか違う。
個人情報をどこまで外せばいいか不安。
記録として、この表現でいいのか迷う。

そういう時は、まず個人が特定されない形のメモを使って、
「どこをどう整えるか」
を一緒に確認するところからで十分です。

自分の仕事に合わせて、少しずつ使いやすい形にしていけばいい。

そのための場所を、少しずつ作っています。

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