らしい、で出来てる
noteを始めたきっかけってなんやった?
俺がnoteを始めたきっかけは人に勧められたから。
書いてみたら〜?くらいのアレ。
最初はなんの気無しに始めたことがいつの間にか自分の中で大切な習慣になってた。
勧めてくれた人には感謝やね。
でも、たまたま文字を書くことに楽しさを見出せて、文字を読むことが好きやったから続けられたけど、文字読むの苦手な人やったら続かへんもんなんかなぁって。
いやね、そもそも人に勧められたもんって、なんか断りにくくない?
この前も、オカンに言われたんよ。
定期的にオカンとお茶しに行くんやけど、その日もからふね屋でパフェ食べながら最近起きたこととか話してたんね。
ほしたらオカンが言うんよ。
「納豆にお酢入れたら美味しいらしいで」って。
パフェ食べながら俺も返す。
『らしいってなんやねん。
自分で試してから言うてや』って。
こういう取り繕わへん会話ができる関係って、なんかいいよね。
まあ、世の中のオカンってそういうとこあると思うねん。
テレビで見たとか、誰かに聞いたとか、ネットで見かけたとか、出所がふんわりしてる情報をドヤ顔で伝えてくるとこ。
たまにめっちゃ有益な情報くれる時あるけど大体眉唾な話なんよね。
ほんでさ、
納豆にお酢かぁと思いながら、その日の晩ご飯に試してみたんよ。
納豆開けて、お酢入れて、混ぜて。
ほなさ、すごいねん。
匂いが。
腰抜かすくらいすごい。
夏の満員電車の空気に湿度を大さじ1足したみたいな匂いしてた。
これほんまに食べるん?って悩むレベル。
で、オカンにLINEで聞いてみた。
『これほんまに美味しいん?』って。
ほんなら普通に言うねん。
「身体にはいいらしいで」って。
身体にはって、味の話どこいってん。
でも結局食べるしかないから食べた。
感想としては、頑張れば食べれへんことはないけど、納豆単品の方が断然美味しい。
こういう時思うねんよ。
人に物を勧める人って責任取らへんよね。
投げっぱなしなとこあるやん?
あとはそっちでなんとかしてねーくらいの温度感。
あれずるいよなぁ。
でも不思議なもんでさ。
また別の日に、
「コーヒーに塩入れたら甘く感じるらしい」
ってオカンからLINEが来た。
絶対美味しくないってわかってるのに、
ちょっと試そかなって思った自分もいる。
多分やけど、美味しいから試すんじゃなくて、これが一種のコミュニケーションなんよね。
試して感想言う。
ほんでまた次教えてくれる。
で、また試して感想を言う。
こんな形のコミュニケーションっておもろいなぁって最近思うのよ。
でもこれだけは言いたい。
プリンに醤油くらいならなんとか食べれるけど、みかんにわさびは合わへんかったよ。
あれ絶対あんた試してへんやろ。
前から思ってたけど、ちょこちょこ適当に言うてる時あるやろ。
そういうとこ俺そっくりやからわかんねん。
さすが我がオカン。
次は俺もなんか適当に考えた組み合わせ教えてみようかなと。
たくあんにマヨネーズとかな。
…今適当に考えたけど案外美味しそうじゃない?
でも、こういうパターンは大体美味しくない。
それで文句言われて、また訳わからん組み合わせの食べ物とかおすすめされて、おすすめ仕返す。
でも、親子ってこういうもんやろ。
似んでいいとこまで似る。
こういうのを歴史は韻を踏むって言うんかもしれん。
なぁオカン。
お酢納豆、試したけどめちゃくちゃ美味しかったからあんたも食べてみ。
ほんで今すぐに夏を感じるべき。
