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早朝ユルランという静かな時間

早朝ユルラン。  
川の波の音が、音楽の代わりになる。

誰も走っていない道。  
世界はまだ静かで、自分だけのものになる。

足音と呼吸だけが響く中、  
少しずつ身体が目覚めていく。

太陽がのぼる頃、  
ぽつり、ぽつりとランナーが増えてくる。

さっきまで独り占めだった世界が、  
ゆっくりと日常へ戻っていく。

空は、1分ごとに色を変える。  
淡い青から、やわらかい橙へ。  
その変化を見ているだけで、心が整う。

今日も天気が良さそうだ。  
それだけで、十分に満たされる朝。

楽しい朝ランだった。



「頑張ってるね」

その一言が、ふと胸に残る。

結果ではなく、過程を見てくれている言葉。  
誰にも気づかれていないと思っていた努力が、  
ちゃんと誰かに届いていたと知る瞬間。

大きな成果がなくてもいい。  
速く走れなくてもいい。

ただ、今日も一歩を重ねたという事実。  
その積み重ねを、自分自身が認めてあげる。

早朝の静けさの中で、  
少しだけ、自分に優しくなれた気がした。

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