🎺ジャズ選歌①名曲聴き比べ:「バークリー・スクエアのナイチンゲール」/アニタ・オデイ〜スタン・ゲッツ[ジャズ入門][私のプレイリスト]
「ジャズ」って聴いてみたいけど、いざ聴くとなると、何から聴いたらいいか分からなくて、悩みますよね🧐
そんな方にまずは一曲。これを聴いてみて下さい🎧
アニタ・オデイ「バークリー・スクエアのナイチンゲール(A Nightingale Sang in Berkeley Square)」(1956年)
チェレスタ(※ピアノと鉄琴の合いの子)のリリカルな音色に乗って、アニタの少しハスキーな声が歌います。
ストリングスも加わって、都会の夜は更けて行きます。
"あなたと出会ったあの夜は、
魔法の空気に包まれて、
天使がディナーを囲んだの。
ロンドンの街は星で敷きつめられ、
ロマンス色の夢のようだった。
あなたが振り向いて微笑むと、
ナイチンゲールの歌が、バークリー・スクエアにこだましたの🎵"
大人の男女の一夜限りのアバンチュール。
こんな素敵な夜。憧れますよね💕
この名曲を、ピアニストのエディ・ヒギンズは、こんな風にオシャレに歌っています🎧
エディ・ヒギンズ「バークリー・スクエアのナイチンゲール(2014年)
ほら!同じ曲でも、ピアノとベースとドラムのトリオで演奏すると、まるで雰囲気が違うでしょ?
これがジャズの魅力なんですよね。
ヒギンズの流れるようなピアノの音色は、まるでシャンデリアに照らされたディナーテーブルの、ワイングラスのよう。
澄んだロゼの香りが揺れています🍷
さて今度は、ガラッと趣きを変えて、こんなゴージャスな夜はどうですか?🎧
マンハッタン・トランスファー「バークリー・スクエアのナイチンゲール」(1981年)
男女4人の一糸乱れぬ見事なコーラスワーク。
正装したタキシードと、真っ赤なドレスに輝くジュエリーが似合う、セレブ達のゴージャスな夜のBGM。
これもまたジャズ。
ジャズって色んなのがあるでしょ?
お次は、サックスの甘い音色のナイチンゲールです🎧
スタン・ゲッツ&ボブ・ブルックマイヤー「バークリー・スクエアのナイチンゲール」(1961年)
いかがですか?
こちらは、オシャレなバーのカウンターで、バーテンダーがシェイクしたカクテルを傾けながら🍸
薄暗い照明の中で、香水の甘い香りが漂ってくる。
ちょっと危険な、アーバンな都会の夜です💋
ゲッツの、とろけるように甘いテナーサックスと、朴訥で、ちょっと不器用な、ブルックマイヤーのトロンボーン。
あなたはどちらに軍配を上げますか?
ジャズの伴奏は、何もピアノばかりとは限りませんよね。
こんなギターの伴奏も、オシャレです🎧
サム・ダン&ニーナ・クラーク「バークリー・スクエアのナイチンゲール」(2023年)
どうです?息がピッタリ合ったデュエットでしょう?
ニーナの歌と歌の隙間を、サムがギターで埋めて行く。
時には一緒にハモり、時には一緒に止まって、ブレスする。
この二人って、付き合ってるんでしょうか?
ちょっと気になりますよね。
お送りしてまいりました「バークリー・スクエアのナイチンゲール」の聴き比べ。
最後は、ソロ・ギターによるクロージング・タイムです🎧
ジェイソン・ワーケマ「バークリー・スクエアのナイチンゲール」(2017年)
こんな風にギターが弾けたら、どんなに人生が楽しいことでしょう🎸
灯りがひとつ、また一つと消え、ロンドンの街は、眠りに就きます。
いかがでしたか?
名曲「バークリー・スクエアのナイチンゲール(A Nightingale Sang in Berkeley Square)」。
とっても愛らしくて素敵な曲だったでしょ?
一つの曲を、それぞれの演奏者が、色んな風に自分流の味付けをして、曲に新たな息吹きを吹き込む。
それがジャズの醍醐味であり、ジャズの楽しみなんですよね🎶
🎙️追記:
後日、読者の方から、このようなお便りをいただきました。
"「バークリー・スクエアのナイチンゲール」で一番好きな演奏は、クラシックヴァイオリンのユーディー・メニューインと、ジャズヴァイオリンのステファン・グラッペリが共演した演奏で、クラシックとジャズがハイブリッドしたような演奏です🎵"
ドレスとタキシードで着飾ったセレブな男女二人が、軽やかにワルツを踊っているような、そんな素敵な演奏です🎧
ユーディー・メニューイン&ステファン・グラッペリ「バークリー・スクエアのナイチンゲール」(1999年)
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