介護サービスでまずヘルパーさんにお願いしたこと
医療保険でリハビリを受けられるのは期限があるので、介護保険でのリハビリに移行しなければいけません。
母はまだ医療保険でリハビリを継続していますが、今後はどのような福祉サービスを使ってリハビリをしていこうか考えているところです。
デイサービスでしょ!と簡単に決まるかと思ったけれど、諸々考慮するとなかなか決められない現状があります。
それでも私もいつまでもニートではいられないし、安全に楽しく母が過ごせるような環境を整えなければいけません。
まず母にもいろいろと慣れてもらおうと思って、最近は週に一回1時間、母の調理援助のためヘルパーさんに来ていただいています。
母は病気によって、物事を計画したり正確に行動したりすることが難しくなってしまいました。
料理は最も難しいことのひとつのようです。
それでも少しのサポートがあればできることはたくさんあります。
包丁を持たせればスイスイ切ることができるので、さすが母だなという感じですが、材料や調理器具の準備、料理に合わせた切り方を選ぶことなどがとても難しいのです。
最近は母にお願いできることが増えてきたのですが、料理に苦手意識がある私。
・・・できるだけ早くやってしまいたい。
この一心です。
でも母は、
「いつも作ってもらってばかりで申し訳ない」
「自分でもできることを増やしたい」
「ずっとやってきたことだから、これからもやりたい」
申し訳なさそうに、切なそうに「やり方教えて」とキッチンにやってきて言う母が、以前のなんでもテキパキできた母とは違いすぎて、私もなんだか別の世界に来てしまったような感覚がありました。
その悩みを解決すべく、ヘルパーさんにお願いすることにしました。
さすがプロのヘルパーさん、気さくで明るくてかしこまっていないのにとても丁寧。
そして母の意向を尊重しつつ、必要なところはさりげなくフォローして時間内に完璧に仕上げてくれます。
オムライス、焼きそばでも作るだけで1時間かかってしまうけれど、母としては楽しさと達成感と自分らしさを感じられる時間となっているようです。
「キッチンに立っていて、ふと幸せなだと思った」
先日、終わったあと母は私にそう話しくれました。
「やっぱり人は仕事とか役割がないとダメだね」と。
病気だから。体力落ちたから。危ないから。
そう理由つけて、良かれと思いながら母の役割をたくさん奪っていることは自覚していました。
「私がやるよ」と言ってしまうのは実は簡単なことで、できることは相手に任せること、できるように工夫すること、これがとても大変で難しくてちょっとめんどくさいのだけど、実は大切なことなのです。
病気で生活は変わってしまったけれど生きていかなければならない以上、ほんの些細なことでもやりがいや生きがい、「誰かの役に立っている」という実感を持つことは必要なんだなと母を見て思います。
一緒に生活している家族だからこそ、なんだかんだ難しかったりイライラしたりすることはたくさんあるので、今後も福祉のお力を借りながら母をサポートしていけたらと思います。
