うぐいすと春の手紙、そしてきつねの恩返し
昔々、ある深い森の奥に、独り暮らしの炭焼きの爺さまがいました。彼は、森の動物たちと心を通わせる、心優しい人でした。
ある春の日、爺さまの家に一羽のうぐいすが舞い込みました。うぐいすは、彼のために美しい歌を歌い、彼の心を和ませてくれました。
その頃、森には、人間のために恩返しをしたいと願うきつねがいました。きつねは、爺さまが独り暮らしであることを知り、何とか力になれないかと考えました。
そこで、きつねは、うぐいすに手紙を託すことにしました。手紙には、こう書かれていました。
「炭焼きのおじいさんへ
いつも森の動物たちのために、おいしい炭を作ってくれて、ありがとうございます。おじいさんの炭は、森の動物たちの心を温めてくれます。
もしよかったら、私たちも、おじいさんの力になりたいのです。何か困ったことがあれば、いつでも言ってください。
きつねより」
うぐいすは、きつねの手紙をに届けました。彼は、手紙を読み、きつねの優しい気持ちに心打たれました。
数日後、爺さまは、きつねを家に招き、お茶を振る舞いました。彼は、きつねに、自分の困っていることを話しました。
「実は、最近、竹やぶから、奇妙な音が聞こえるんだ。気になって仕方ないんだよ。」
爺さまの話を聞いたきつねは、竹やぶを調査することにしました。きつねは、竹やぶの中を歩き回り、音の原因を突き止めようとしました。
すると、きつねは、竹やぶの奥に、小さな泉を見つけました。泉からは、美しい水が湧き出ており、その水が、奇妙な音の原因でした。
きつねは、泉の水を爺さまに持って帰りました。彼は、泉の水を飲み、そのおいしさに驚きました。
「何と…!こんな水は、はじめてじゃ。」
爺さまは、泉の水を、村の人々にも振る舞いました。村の人々も、泉の水を喜び、彼の家には、毎日多くの人々が訪れるようになりました。
爺さまは、きつねと村の人々のおかげで、寂しい思いをすることなく、幸せに暮らしましたとさ。

#3つのお題に空想のひらめきを
お題①:「うぐいすと春の手紙」
🐾お題②:「きつねの恩返し」
⏳お題③:「竹やぶの秘密」
#片桐みかんさん企画
お題④イラストから空想した世界
西野さん、記事紹介ありがとうございます(^人^)💞
