長女の誕生日を過ぎて(雑記)
1月27日、長女は13歳になった。
彼女が産まれたとき、道路には雪が積もっていた。東京の西のほうは近年ほぼ積もらなくなった。長女の産まれたころより今年のほうが気温は低い。けれど雪の降る回数はぐっと減った。この冬もまだしっかり降っていない。
生後5日目の退院時。白いおくるみからそっとのぞく彼女の白い肌が、雪に映えていた。
その白さは、夫から受け継いだもの。夫は子どもの頃から重度のアトピー性皮膚炎であり、本来の白さはぱっと見でわからない。長女も気づいていないかもしれない。
長女は放課後に親友とふたり、小学校卒業まで通った民間学童へ顔を出す。小学生の学習サポートをすると、日数に応じて図書カードをもらえるのだ。終われば弟を連れて帰宅する。誕生日当日も、いつもどおりに過ごしたようだ。
彼女が最近購入した本が興味深い。「旧約聖書」「モモ」……確かどちらも図書館で読んでいた。そこからの改めての購入。その前は、「国宝」上下巻を。その前は、「満月珈琲店の星読み」シリーズ。確かそれで占星術の本を買わされたわ。その前は……「大江戸火龍改」夢枕獏。誕生日プレゼントには書店で本人希望の「奇界遺産3」を購入。我が娘、やはり面白い。
習っているモダン・ダンスは年末にミニ発表会が終わったばかり。既に半年後の発表会に向け、選曲をしたらしい。今年も親友とペアで舞台に立つ。これが最後の発表会での創作作品。音楽、振付、衣装のすべてを2人で決める。衣装は母たちの出番になるだろうけれど。そうやって自らが主役として立つ舞台、この先の人生でどれだけあるだろうか。その場に居合わせるすべての観客を魅了するふたりのラストダンスを、楽しみにしたい。

さて誕生日の夕食には、お寿司とタルトとケーキが並んだ。育ち盛りの中1女子、驚異の食事量である。お寿司をぺろりと平らげ、スープも飲み、タルトとチョコケーキもあっさりクリア。これ実はわたしと同じ量食べている。わたしは完璧に食べ過ぎだ。これだけ食べる娘、どれだけ大きいのかといえば実はまだ身長150センチに満たない。体重など聞いてひっくり返りそうになった。やっと30キロ超えたくらいって、どうなのよ。しかし足だけはわたしより大きい。

ふと思い立って書いてみた。
愛する娘へ
君はいつこれを読む?
今日か、明日か、一週間後か。
いつでもいい。
気づいたときに、読むといい。
13歳。ティーンエイジャーの仲間入りだ。
君の世界で思う存分に羽ばたいてほしい。
君は放っておいても独自の世界を既に持っている。
しかしこれからは、そこに新たな色が形が現れることだろう。
好きなだけ散策して、多くのものを手に入れて。
そうして疲れたなら、ここへ戻ってくるといい。
進む道に迷ったなら、わたしのとおった道を見せよう。
あなたの助けになるかもしれない。
君も気づいてるとおり、わたしはちょっと母としてはズレている。
だからこんなん平気で書くのだけど。
こういうタイプだからこそ、言える何かがあるかもしれん。
喫茶店で話そうじゃないか。
まずは人生初のスキー、楽しんでおいで!
とりあえず、朝だけは起きてくれ(笑)
いつだって君の成長を、楽しみにしてる。


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