0042_痴漢冤罪対策バイブル by note_あなたも他人事じゃない、痴漢冤罪のリアル_知られざる刑事手続きと「まさかの3ヶ月拘束」
【痴漢冤罪事件でありがちなケース・情景】
警察署の取調室。
あなたは、何もしていないと繰り返し訴えました。
「こんな誤解、すぐに解けるはずだ」
最初はそう信じていました。
しかし、警察官の質問は、まるであなたが犯人であるかのように続きます。
のどがカラカラに乾き、警察官の顔を直視できなくなった頃、警察官が言いました。
「ここまでにしましょうか」
その言葉に安堵したのも束の間、
「では、こちらへ」
と連れて行かれたのは、留置場でした。
分厚い扉が閉まり、監視カメラがこちらを見下ろしています。
鉄格子の奥は、低い天井、薄暗い照明、床にマットと毛布があるだけ。
あなたは、その夜、警察署から出られませんでした。
・・・思い起こせば、数時間前。
フットサル仲間との打ち上げを終え、JR山手線に乗って帰る途中でした。
このあと実家に寄ると言うメンバー、明朝が休日出勤・週明けから海外出張のメンバーもいれば、あなたのように家庭があり子どもが小さいメンバーもいるということで、20時にはお開きにしたのでした。
車内は、ラッシュほどではないにせよ、身動きはやや取りづらく、わずかな隙間がある程度でした。
立っていると、ふと背後から微かな違和感を覚えました。
気にはなりましたが、混雑時の接触は日常茶飯事。
それよりもわが身の汗と酒の匂いを気にしつつ、スマホに流れてきた打ち上げ直後の写真に、思わず頬が緩んだのでした。
次の駅に到着し、降りようとした瞬間、「この人、痴漢です!」と叫ばれ・・・。
あのときの
「子どもをお風呂に入れる時間に間に合うかな」
と気持ちを切り替えた自分を思い出して、涙がこぼれました。
鼻をかむティッシュすら、ここにはありません。
翌朝も、その翌日も、時計もない取調室で同じ質問が繰り返され、時間感覚が失われていきました。
家族にも職場にも連絡できず、何度大声を出したことでしょう。
ある日
「逃亡のおそれがある」
として10日間の勾留が決定。
気づけば勾留は延長され、さらに10日。
そして、これでようやく終わるかと思った頃、あなたは別件で再逮捕されました。
手続きはまた最初から。
再び72時間。
そしてまた10日、さらに10日。
あなたから気力がすべて抜け落ちていきました。
【疑問・質問・不安】
別件逮捕?
フットサルの帰り、友人とふざけあって道で転がっただけ。
ちょっとはしゃぎ過ぎたとは思うが、下からスカートをのぞいたなんて、言いがかりだ・・・。今、自分の身に何が起きているのか、もう何が何だかさっぱりわからない。
妻の顔も子どもの顔も、思い出せなくなってきた・・・。
<弁護士 畑中鐵丸の助言・アドバイス・指南>
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