【N高グループ・通学コース】通い始めるまでの流れと、最初の一日
この春、息子がN高グループに進学しました。
小学校の約5年間をホームスクールで過ごし、
中学校の3年間は、地元公立中学校に籍のみを置くかたちで、N中等部のネットコースで学んできました。
そんな流れの中で、高校からは週に1日、通学コースを選び、キャンパスに通い始めています。

N高グループを選んだことは、わが家にとってはとても自然な流れでした。
それは感覚過敏や鈍麻といった彼の特性上、「どこで学ぶか」をとても大切に考えてきたから、です。
まず、集団の中での学びは環境調整が必要な身をしては、学びの場としては相応しいと思えませんでした。
学習の場は自宅に、
同世代との関わりは基本的に放課後デイでの集団活動、
そしてお友達とは休日やオンラインゲームで..という風に。
放課後デイでは、SST(人との関わりを練習する時間)や、
音楽・プログラミングといった得意分野でのグループ活動を、小学1年生から9年続けています。
そして小学校生活は、限定登校とホームスクールを組み合わせ、探り探りで進めてきました。
その後は、中学3年間をネットコースで過ごした結果、学習とコミュニケーションの学びの環境を分けることは、本人にとっては理解しやすく、不安と負担を減らすことにつながっていると感じています。
N中等部では、オンライン中心の学びの中で、
自分の興味を深める時間を積み重ね、ポートフォリオを制作してきました。(Unityでのゲーム制作、デザイン、動画編集など)
そのような学びをそのまま継続できる環境として、
N高グループへの進学は迷いなく決まりました。
6年間でじっくりと自身のポートフォリオを完成させることは、その先の総合型選抜を選択肢として考えることになった際にも心強いです。
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N高グループは、在籍校をどこにするかは、ほぼ2年生で参加する本校スクーリングの場所で選ぶことになります。普段はN高・S高・R高とも同じキャンパス内で学び、在籍校の違いを意識することはあまりないようです。
一方で、ネットコースでの学びには抜群の安心感があった中で、
高校から通学コースを選んだのには、いくつか理由があります。
本人としては、
「高校生になったらステップアップしたい」という気持ちがあったこと。
これまで集団で過ごす経験が少なかった彼が決めた、
大きな挑戦でもありました。
週に1日というペースであれば負担はそれほど大きくなく、適度な刺激になりそう。
もし合わなければ半年ごとにコース変更(通学→ネットコース)もできるという仕組みも、安心材料のひとつでした。
N中等部の3年間に、リアルイベントやフィールドワークに毎年参加していたこともあり、キャンパスの雰囲気にも見通しがあったことも大きかったと思います。
通学日以外は、落ち着いた自宅環境で基礎学習を進めていくと同時に、自分の写真活動(植物のマクロ撮影)も予定が立てやすく、無理なく両立できそうだと感じていました。
そして何より、
「しんどいときは無理に登校しないようにしよう」と最初に伝えていたことで、
親子ともに少し肩の力を抜いてスタートできたように思います。
(これは、小学校入学前から伝え続けていたこと.. )

初めての登校の日。
少しだけ緊張した様子もありましたが、
声をかけると「リアルイベントと同じ」と話してくれました。
帰宅後はさすがに疲れている様子にも見えましたが、
いつものように撮影ボックスを取り出して、花の撮影を始めた姿に、少し驚きました。『.. あれ、意外とそんな余裕ある?』
でもやはりその日は眠りは早かったようです、
きっと心も体もたくさん使った一日だったのだと思います。
そして、初めての一日授業を終えた日。
帰宅してすぐに
「大丈夫やった、お弁当とかいろいろありがとう」と話してくれました。
その言葉を聞いたとき、これまでの積み重ねが、ちゃんとつながっているようにも思えて思わず私の心もスッと軽く..
安心できる環境の中で過ごしてきた時間、
少しずつ外と関わってきた経験、
本人のペースで彼のものになってきたと感じることができたかもしれません。
スモールステップで着実に経験を積んでいくスタイルは
敏感っこには安心できる方法かと思います。
N高グループのように、学び方や関わり方を細かく選べる環境は、わが家にとってはとてもありがたいものでした。
一方で、自由度が高い分、どう過ごすかは本人に委ねられる部分も大きいです。
だからこそ、その時々の様子を見ながら、無理のない形を探していけたらと思っています。
次の記事は、N高グループでの「合理的配慮」や「外部連携」の形について記事にしたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました🙏✨
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