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辞退届!?理事の条件に「メール」は必要か。|管理組合日記 #4

理事になってすぐの頃の話です。
うちのマンションでは、理事同士の連絡はメールとLINEグループにしていて、まぁよくある方法なので特に何も考えず私も参加しました。

少し経ったある日、ご年配の理事の方(たぶん80歳前後)が、LINEにボイスメッセージを送ってきたんです。「え、LINEってボイスあるんだ」って思ったのですが(笑)
ボイスは声ですよ。生声。正直なところ…まあまあ困りました。仕事中は聞けないし、通勤中も微妙。家でもタイミング選ぶ。で、やっと聞けた頃には、もうその話は終わってて「あーもう結論出てるやつか」みたいな。

同じことを思ってた理事は他にもいたようで、ある日、ひとりが、「ボイスだと聞ける場所が限られるので、できれば文字で送ってもらえませんか?」って、まぁごく普通の言い方で言ったのですが、返ってきたのがちょっと重く「高齢で文字を打つのが大変なのでボイスにしている」「ボイス以外では送れないのでそう言われるとショックです」と言われたんです。

で、翌日、理事を辞退する、という文書が届き、「スマホやメールを使いこなすのが難しい」「今後メール等で続けるのであればついていける自信がない」「みなさんにそう思われていたのはショックでした」などと書かれていていました。これはこれで分かるんですよね。うちの母親も同じような状況ですし。

他の理事からは「辞めてもらえばいいじゃないか」って声も出ました。実務は回さないといけないので、それも一理あります。でもなんか、それで片付けていいのか?っていうモヤモヤもあり、このままにしておくのも何か気になったので、理事会からお手紙を送りませんかって提案して文章を考えました。

嫌な思いをさせたことを謝りつつ、今後は大規模修繕などで企業とのやりとりも増えるのでメールがメインになっていくこと、出来るだけ紙も併用するがタイムラグがあること、メールの送受信をご家族に手伝ってもらうのも一つの方法であること、などをお伝えして、それで良ければ一緒にやりませんか、という形でお手紙を出しました。

すると『丁寧に説明してくれてありがとう。でも足を引っ張りたくないから今回は辞退して、今後は組合員として協力します。』と返事をいただきました。結果としては、辞退という形にはなったのですが、最後はちゃんと話が通じて、揉めずに終わりました。

ただ、この件、ずっと引っかかってます。
これから理事を募集するとき、「メールが使えること」を条件にするのが現実的なんですが、でもそれは逆に、メールが使えない人は理事ができないってことになるんですよね。

基本ボランティアでやってもらう以上、一定の条件を付けることは一般的に問題ないと思うのですが、自分の財産を管理運営する場に、その権利を最初から剥奪するような条件をつけるのも少し違うように思います。
正直、まだ答えは出てないのですが、他の管理組合って、こういうのどうしてるんですかね。

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