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夜帳辞書

隔絶(かくぜつ)

他とのつながりが断たれて、遠く離れてしまうこと。
でもそれは、孤立ではなく“世界と自分の境界を知る”感覚でもある。
―― 注:夜に街のざわめきから切り離されたような時に出てきた言葉。
静寂の中で、自分だけが時間の外にいる気がした。

エレジー(えれじー)

哀しみや喪失を詩や音楽にしたもの。
悲しみを抱えながらも、美しく表現することで救われる行為。
―― 注:曲のタイトルから出会った。
悲しいのにどこか優しく、形を持った痛みだと思った。

泡沫(うたかた)

水面に浮かんでは消える泡。
儚く、美しく、確かに“そこにあった”一瞬。
―― 注:夢を見た翌朝に浮かんだ。
忘れたくないのに、指のあいだから零れていくようだった。

哀愁(あいしゅう)

胸の奥に残る、どうにもならない切なさ。
失ったものへの恋しさと、いまを生きる優しさが混じり合う感情。
―― 注:秋の空気の中で感じた。
理由もなく、胸の奥がしんとして、でも嫌じゃなかった。

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