DX戦記~みんな大好き三国志で考える、3つの戦略と情報技術
ビジネスの世界で雑に「戦略」という単語が使われていますが、それが会話の混乱を呼ぶ時があります。
特にDXなんちゃらというバズワードが絡むと、酷いことになりますので、それを整理してみようと思いました。
まずは、「戦略」をオーソドックスに経営戦略・事業戦略・機能戦略と3つのレベルに分けてみて、そこから「情報技術」との絡みを整理してみようと思います。
そして、みんな大好き三国志をネタに解釈してみようと思います。
戦略の3つのレベルと情報技術
1. 経営戦略と情報技術
経営戦略は組織全体の長期的な方向性と目標を定める最上位の戦略です。この段階での情報技術は、組織の根幹を支える基盤として機能します。迅速な情報伝達や戦略的優位性の確保など、組織全体の競争力向上に直結する役割を果たします。
2. 事業戦略と情報技術
事業戦略は経営戦略を実現するための具体的な計画や方針です。この段階での情報技術は、特定の事業目標達成のための重要なツールとなります。効率的な業務遂行や意思決定の迅速化、競争優位性の獲得などに貢献します。
3. 機能戦略と情報技術
機能戦略は組織の各部門や機能領域における具体的な活動計画です。この段階での情報技術は、日常的な業務プロセスの効率化や高度化を支援します。データの収集・分析・活用能力を向上させ、各機能の生産性と効果を最大化します。
魏呉蜀の戦略と情報技術
三国志の時代、魏・呉・蜀はそれぞれ独自の戦略を展開し、生存と発展を図りました。
三国の戦略を経営戦略、事業戦略、機能戦略の3つの観点から、戦略と情報をを分析すると、情報技術が各レベルで重要な役割を果たしていたことがわかります。

経営戦略レベルの情報技術:
いずれも国家全体の統治や戦略的優位性の確保に繋がっています。
今風に言えば、ITインフラの整備に相当するものです。事業戦略レベルの情報技術:
軍事行動や政策実行の効率化に貢献していました。
今風に言うば、業務システムが該当します。機能戦略レベル:
各国の特性に応じた情報収集・分析・活用能力を強化していました。
今風に言うと、市場調査やデータ収集・分析が該当します。
まとめ
三国志の時代と現代では技術に大きな違いがありますが、情報技術を戦略的に活用するという本質は変わりません。各国の事例から、以下の教訓を得ることができます:
情報技術は組織の競争力の源泉となり得る
各戦略レベルに適した情報技術の活用が重要
組織の特性や環境に合わせた独自の情報技術戦略が必要
現代の企業経営においても、経営戦略・事業戦略・機能戦略の各レベルで適切に情報技術を位置づけ、活用していくことが重要という事です。
おまけ
こうやってみると、魏のレベルの違いを感じさせられますねぇ。
