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教科書を開くのが大嫌いだった僕らが、もう一度ペンを握る場所

豊和鍛工株式会社の渡辺です。
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先週行われた部課長会議の席で、私は各部署のリーダーたちから、ものすんごく嬉しい報告をいくつか受け取りました。

今年フォークリフトの講習を無事に修了したメンバーが、現場で活躍しながら、今はさらに自発的に「鍛造の通信講座」を受けて勉強を始めてくれていること。 現場を引っ張るリーダーの一人が、これから実施される品質管理の検定試験の合格に向けて、試験の申し込みを完了させて気合いを入れていること。
そして、前を向いて机に向かう彼らの姿を見た周りの仲間たちからも、「自分たちも次の期には通信講座を受けてみたいです」と、前向きな声が次々と上がっていることです。

これらの報告が飛び出したとき、私は会社のトップとして、胸が熱くなるような誇らしさを感じていました。と同時に、私たちが大切にしてきた「頑張る人が絶対に損をしないための仕組み」は、ちゃんと現場に届いていたんだな、という静かな確信に変わりました。

■ 「勉強しろ」という上からの押し付けは、本人の意思を奪うだけ

私自身も、過去に国家資格である「技術士」の試験に挑戦しました。
早朝や夜の時間を削って1日6時間も猛勉強したにもかかわらず、2回連続で失敗したという、苦い挫折の経験を持っています。

だからこそ、仕事が終わったあとに新しい知識を覚えることのしんどさや、「なんで自分がこんな勉強をしなきゃいけないんだ」と言いたくなる気持ちは、よく分かるつもりです。
でも、自発的だったから、頑張れた。
目の前にご褒美も何もなかったけれども、ただ自分を磨きたい一心で頑張れた。

でも逆に、もし、会社の上司から「これからはデジタルの時代だから、この資格を絶対に取れ」「ルールだから手順を丸暗記しろ」なんて頭ごなしに押し付けられたら、それはもう自分の自由な意思ではなく、ただの「やらされる作業(タスク)」になってしまいますよね。

だから、私は社員に「家でも仕事の勉強をしてこい」とは絶対に言いません。 私たちが何よりも大切にしたいのは、本人の意志で「もっとおもしろがりながら、自発的に心が盛り上がっていく瞬間」そのものです。

■ 「やれることが増える楽しさ」を、正当に見つめていくこと

学校の勉強は大嫌いだった若手たちが、なぜうちの工場に入ると自発的にテキストをめくり始めるのか。

理由は、自分のやれる仕事がひとつ増えることが、ものづくりとして単純にめちゃくちゃおもしろいと、現場の先輩たちの格好いい背中を見て肌で感じているからです。

私たちは、日々の仕事のスピードや器用さの前に、社会人としての基本である「挨拶、返事、手順の順守、万が一ミスをしたときの素直な報告」といった『態度』を何よりも大切にしています。
その安心感のうえで、前を向いて「新しいことに挑戦してみたい」と頑張る人の姿勢や、小さな成長の様子を、会社全体でしっかりと見つめて評価に繋げていく。そうして自分たちの得意(尖り)を増やしていくことが、結果として自分の人生の選択肢を広げることに繋がるんじゃないかな、と思っています。

もちろん、私たちはその熱意を、決して一人ぼっちで空回りさせたりはいたしません。

社内には、従業員ならいつでもスマホで使える独自の教育Webアプリや、品質管理のWeb問題集、生産管理の確認アプリといった、学び直しのためのデジタル環境を整えて共有しています。関連する通信講座や資格の受験についても、会社がしっかりとサポートする体制を整えています。

ただ言われた通りに動くだけの作業員ではなく、自ら考えて現場を良くしていく、どこに行っても通用するプロフェッショナルへ。

豊和鍛工では、新しい未来を一緒に創っていく仲間との出会いを、いつでも大歓迎でお待ちしています。
文字や写真だけでは、この居心地の良さは伝わりきりません。まずは「ちょっと見てみたい」くらいの軽い気持ちで構いませんので、私たちの自慢の工場見学へお気軽に遊びにきてくださいね。

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