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随想録20 NANAOのFlexScanT560iJからEIZOのL997を経てS2133へ

 1990年代の初めに大枚20ウン万円をはたいて、NANAOのブラウン管モニター、FlexScanT560iJを買った。ソニーのトリニトロンを使ったこのT560iJこそ、当時のブラウン管モニターの中では一歩抜けた存在であり、まさにブラウン管モニター時代の圧倒的王者であったと言っても過言ではない。NANAOの名はこのFlexScanT560iJと共に全国のPCファンの間に鳴り響いたのだ。

 ブラウン管モニター時代の王者がNANAOのFlexScanT560iJだとすれば、液晶モニター時代の初期の王者はEIZOのL997であろう。このL997は、何と言っても文字がくっきりとしていて美しかった。色も他の液晶モニターのように変にぎらぎらしていず、落ち着いていて、何か奥ゆかしさすら感じた。これは、外国製パネルではなく、日立製のIPSパネルを使っているのが大きかった。

 私は、モニターがブラウン管から液晶の時代になると、すぐEIZOの15インチや17インチの製品を買っていたのだが、21インチの本機が出るとすぐ買い(これも高かった!)、その後、10年ほど主力モニターとして使い続けた。そして、何とこのL997は今でも現役なのだ。

 ただ、このL997も、ブルーレイディスクが出ると、そのブルーレイが再生できないなどの欠点が出てきたため、私も仕方なく別のEIZO製品に乗り換えざるを得なかった。しかし、外国産パネルを使った他のEIZO製品とL997を比べると、くっきりさという点では明らかにL997の方が上だったため、サブ機のモニターとして使い続けた。

 そうこうしているうちに、2013年にこのL997の後継機と目されるFlexScanS2133が発売され、早速私はこのS2133を二台買い、現在も主力機?のモニターとして使っている。このS2133も今では液晶モニターでは皆無となった日本産のパネルを使っており、応答速度が遅いなどの欠点はあるが、何といっても目に優しいので、私は今でも使い続けているのである。

 ただ、このS2133も2023年に生産が中止され、その後継機はさすがにもはや作られないようである。別に他のEIZO製品でもかまわないのであるが、私はFlexScanT560iJーL997ーS2133の系譜こそがEIZO(NANAO)さんのメインストリームだと思っているので、何とかEIZOさん、このS2133の後継機を出していただけないだろうか。

 と思ったら同じ2023年にこのS2133の後継機、FlexScanS2134が発売されていた。勉強不足でスマン😜。ただ、このS2134、S2133とあまり変わりないみたいだなあ。ウーン、どうしよう🤔。

             今でも現役のL997

                S2133




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