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【創業78年】ちぼり・樋口泉創業者の約束|「お菓子をお腹いっぱい食べたい」友達との誓いから始まった感動ストーリー

幼き日の約束が生んだ贈答用クッキー国内トップシェア企業

「赤い帽子」のクッキー缶を見たことがある方は多いでしょう。この愛らしいパッケージで親しまれているお菓子を製造する「ちぼり」には、一人の少年の純粋な約束から始まった78年の感動ストーリーがあります。

創業者・樋口泉(いずみ)氏が大正3年に山梨県で生まれた時、まさかその小さな手が「おいしいお菓子をお腹いっぱい食べたい」という幼友達との約束を78年間守り続け、現在では世界20カ国以上で愛される企業を築くことになるとは、誰も想像できなかったでしょう。

現在、ちぼりは贈答用アソートクッキー生産の国内トップシェアを誇る企業に成長。その社是「おいしいお菓子で、みんなのしあわせを創ります」には、創業者の深い愛情と、決して忘れることのない幼き日の約束が込められています。

戦後復興の混乱の中から立ち上がり、数々の困難を乗り越えながら、一貫して「しあわせ」を追求し続けてきたちぼりの軌跡を辿ってみましょう。


村一番の貧乏から始まった物語

名家の没落と祖母の愛

大正3年(1914年)、山梨県玉幡村(現在の玉川村)で樋口泉は生まれました。父・繁太郎は村長を務め、祖父・助左衛門徳義は「玉川のごろうにんさん」と慕われた村の郷士で、幕末には名主を務めた人物でした。

江戸中期の儒学者で、後に吉田松陰ら維新の志士に大きな影響を与えた山縣大弐を外戚として隣村に輩出した一家として、開花的でありながら華美を慎む誇り高い家系でした。

しかし、泉が幼い頃に祖父、両親ともに他界。さらに大正14年の同村小作争議の影響で一家が没落してしまいます。残された泉は祖母の実家で幼少期を過ごすことになりました。

幼友達との運命的な約束

困窮した生活の中で、泉には毎日一緒に遊んだ大切な幼友達が2人いました。しかし、家計を支えるため、3人はやがて奉公によって離ればなれになってしまいます。

別れの時、幼友達の2人が泉に言った言葉がありました。

「いつか、おいしいお菓子をお腹いっぱい食べてみたい」

この純粋な願いを聞いた泉少年は、幼心に深く誓いました。

「大きくなったら、世の中の誰もがおいしいお菓子をお腹いっぱい食べられる時代を創ろう」

この瞬間が、後のちぼり創業の原点となったのです。


戦後復興の中での起業

空襲焦土からの出発

昭和21年(1946年)、泉32歳の時、終戦直後の混乱の中で「和泉製菓株式会社」を設立しました。場所は空襲で焼け野原となった甲府市穴切町、わずか35坪の仮工場でした。

最初に手がけたのは飴菓子の生産。戦後復興期の物資不足の中、甘いものに飢えた人々に少しでも喜びを届けたいという思いからでした。

着実な成長と技術革新

昭和24年(1949年)には山梨県甲府市に2,500坪の工場を稼働させ、昭和27年(1952年)には神奈川県茅ケ崎市に5,000坪の第二工場を稼働。着実に事業を拡大していきました。

昭和38年(1963年)には東証・名証2部に上場を果たします。そして昭和42年(1967年)、現在のクラシエホールディングスである鐘紡株式会社との業務提携により、新たな転機を迎えることになります。


湯河原への移転と「ちぼり」誕生

社員への深い愛情

昭和43年(1968年)、鐘紡との合併方針が持ち上がった際、多くの社員が泉の下での事業継続と残留を希望しました。泉は社員の思いに応え、神奈川県湯河原町にあった関係会社を新たな拠点とし、希望者を本社(豊島区池袋)等から湯河原町に移しました。

この時、社名を「ちぼり」と改めました。昭和43年が、現在の「ちぼりホールディングス」のはじまりとなります。

社名「ちぼり」の由来

社名「ちぼり」には深い意味が込められています。創業者・樋口泉が訪欧中に立ち寄ったイタリア・ローマ近郊のチボリの泉で、湧き出づるまばゆい泉を見て感銘を受けました。

そこで自身の名前「泉」と、第二の故郷となった湯河原の名泉を重ね合わせ、「TIVOLI(ちぼり)」と名付けました。ロゴマークの「しあわせの泉」も、この時の感動がモチーフとなっています。


「赤い帽子」ブランドの誕生と成長

アイコニックなブランドの確立

昭和60年(1985年)、株式会社赤い帽子を設立し、洋菓子ブランドの流通事業を開始しました。「赤い帽子の少女」がトレードマークとなったこのブランドは、素材にこだわった贅沢な味わいで多くの人に愛されるようになります。

「赤い帽子」がいつしかお客様から「しあわせの赤い帽子」と呼ばれるようになったことを受け、2014年9月には販社の社名を「赤い帽子」に変更。「しあわせの輪をワールドブランドとして世界に浸透させていきたい」という想いを込めました。

モンドセレクション最高金賞9年連続受賞

「赤い帽子 レッド」は、権威ある国際品質評価機関モンドセレクションにて最高金賞を9年連続受賞という快挙を成し遂げました。これは創業者の「おいしいお菓子」への妥協なきこだわりが世界に認められた証拠でもあります。


技術革新と国際展開

ドイツ・マイスター制度への挑戦

昭和50年代から平成にかけて、ちぼりは製菓技術の向上に積極的に取り組みました。特筆すべきは、樋口浩司氏(現・ちぼりホールディングス取締役会長)がドイツ・マイスターを取得したことです。

日本人第一号として、後に永世マイスターも受章。これにより現在に至る製菓DNAの確立と技術の体系化が実現しました。ドイツ・ミュンヘンのマドロン社との業務提携も、この時期に実現しています。

ベルギーとの本格提携

平成17年(2005年)には、ベルギーのチョコレートメーカー・フレデリック・ブロンディール社(ベルギー・ブリュッセル)と業務提携。ヨーロッパの本格的な製菓技術を取り入れ、品質のさらなる向上を図りました。


現代への継承:次世代経営者の登場

樋口太泉社長の就任

平成30年(2018年)、樋口太泉氏が代表取締役社長兼CEOに就任しました。創業者の意志を受け継ぎながら、現代的な経営センスで企業をさらなる成長に導いています。

「多くの方々に祝福いただき感謝の気持ちが湧くと同時に、皆さまに心配や不安を掛けることのないよう経営に尽くす」と決意を語る樋口太泉社長。

社是である「おいしいお菓子でみんなのしあわせを創ります」について、「社是にある"みんな"は、社員やお世話になっている皆さまだけでなく、国内外の多くのお客さまのことでもある」と、より広い視野での幸せ創造を目指しています。

グローバル展開の加速

令和元年(2019年)には株式会社ちぼりホールディングスに商号変更し、アメリカ現地法人「TIVOLI Sweets America Inc.」を設立。現在では世界20カ国以上で愛される国際ブランドに成長しています。


湯河原スイーツファクトリー:質素な工場から体験型施設への進化

40年前の記憶:甘い香りと質素な工場

湯河原駅近くを歩く人なら、誰もが一度は経験したことがあるでしょう。改札を出て坂道を下ると、どこからともなく漂ってくる甘い香り。それは焼きたてのクッキーやビスケットの香りでした。

40年ほど前の湯河原工場は、決して立派な建物ではありませんでした。質素で古い工場の外には、製造過程で形が少し崩れたり、色が均一でなかったりしたB級品が、手頃な価格で販売されていました。地元の人々や温泉客にとって、それは隠れた名物でもありました。

「ちゃんとした商品と同じ味なのに、こんなに安く買える」と、多くの人が喜んでB級品を購入していく光景。そこには創業者・樋口泉氏の「一つでも多くの人においしいお菓子を届けたい」という想いが込められていたのです。

五感で楽しむスイーツファクトリーへの変貌

平成29年(2017年)、ちぼりグループ新社屋竣工と同時に「ちぼり湯河原スイーツファクトリー」をオープンしました。かつての質素な工場から一変し、これは単なる工場見学施設を超えた、「五感で楽しむスイーツファクトリー」として設計されています。

しかし、JR湯河原駅から徒歩3分という場所は変わらず、今でも駅から工場に向かう道すがら、あの懐かしい甘い香りが漂ってきます。工場見学、お菓子づくり体験、カフェ、ショップが一体となった複合施設になった今でも、あの頃と同じ香りが人々を迎えてくれるのです。

創業者の夢を実現する「クッキー食べ放題」と変わらぬ想い

特に注目すべきは「クッキーバイキング」。60分間食べ放題+ワンドリンクで770円(税込)という設定で、ちぼりのおいしいクッキーが日替りで8種類楽しめます。

これこそが、幼友達と交わした「おいしいお菓子をお腹いっぱい食べたい」という約束の究極の実現形と言えるでしょう。創業者・樋口泉氏の幼心の誓いが、78年の時を経て現実のものとなっているのです。

現在でも1階のショップには「アウトレット品」コーナーがあります。これは40年前のB級品販売の精神を受け継いだもの。少し形が崩れていたり、パッケージに小さな傷があったりする商品を、手頃な価格で提供しています。品質は正規品と変わらないこれらの商品は、今でも多くの人に愛され続けています。

「無駄をなくし、一人でも多くの人においしいお菓子を」という創業者の想いは、豪華になった施設の中でも変わることなく息づいているのです。

時を超えて変わらない香りと想い

湯河原に根ざした企業文化

40年という歳月が流れても、湯河原駅から工場への道で感じるあの甘い香りは変わりません。立派になった建物、最新の設備、洗練されたカフェ。すべてが進化しましたが、根底に流れる「地域に愛され、地域と共に歩む」という姿勢は創業当初から一貫しています。

かつて質素な工場の外でB級品を買い求めた地元の人々の子どもや孫が、今度は体験型ファクトリーでお菓子づくりを楽しむ。そんな三世代にわたる絆こそが、ちぼりの真の財産なのかもしれません。

「普通の幸せ」を大切にする経営

豪華になった設備の中でも、アウトレット品の販売は続けられています。これは単なる商売ではなく、「すべての人においしいお菓子を届けたい」という創業者の想いの継承です。

高級感あふれる「赤い帽子」ブランドから、手頃な価格のアウトレット品まで。幅広い価格帯で商品を提供することで、「特別な日のギフト」から「日常のちょっとした幸せ」まで、あらゆるシーンでの喜びを創造しているのです。


現在の事業展開と社会貢献

国内トップシェアの実績

現在のちぼりグループは、国内4カ所の製造拠点(湯河原、韮崎、甲府、山梨中央ギフトセンター)から世界20カ国以上に展開。贈答用アソートクッキー生産の国内トップシェアを誇る企業に成長しました。

令和3年の新拠点開設

令和3年(2021年)3月には、株式会社ちぼりスイーツパック&サプライ「山梨中央ギフトセンター」を開所。この拠点名称は「しあわせのギフトを当地から世界へ」との想いから命名されました。

多彩なブランド展開

現在では「赤い帽子」をはじめ、「ちぼりチボン」「カリン・ブルーメ」など複数のブランドを展開。それぞれが異なるシーンでの「しあわせ」を提供しています。


変わらない想いと未来への展望

社是に込められた三つの「みんな」

ちぼりの社是「おいしいお菓子で、みんなのしあわせを創ります」の「みんな」は、具体的に三方の皆様を表しています:

  1. 社員とそのご家族:働く人々の幸せを第一に考える

  2. お客様:国内外の多くのお客様の笑顔を創る

  3. 地域社会:地域と共に発展していく

創業者の想いを未来へ

創業70年を迎えた平成28年(2016年)、ちぼりは創業者の想いを大切に、グループを象徴するブランドの一つ「ちぼりチボン」のロゴマークを新たにしました。

"甲府盆地(ボンチ)に始まる ちぼり"として泉が名づけたこのブランドに、創業のふるさと富士の見える"玉川の大地"と"やさしかった母"を表現。"泉とふるさと"を一つとし、ちぼりグループ創業の原点を末代まで引き継ぐことを誓いました。

持続可能な幸せの創造

現代のESG経営やSDGsの文脈において、ちぼりの経営理念は時代を先取りしていたとも言えます。創業当初から一貫して「みんなのしあわせ」を追求し、ステークホルダー全体の幸福を考える経営は、まさに持続可能な社会の実現に貢献しています。


世界に響く「しあわせの泉」

イタリアとの深い絆

創業者が感銘を受けたイタリア・チボリ市のヴィラ・デステの噴水は世界遺産にも登録されており、湯河原町との姉妹都市関係により、この歴史的な絆は現在も続いています。

ファクトリー内で販売されているチボリ市のオリーブオイルは、様々なメーカーを試した中でも特に味が良く、日本ではここでしか購入できない貴重な品となっています。

企業キャラクター「いずみん」

広報担当キャラクター「いずみん」は、ちぼりのロゴマーク"しあわせの泉"をモチーフにしています。創業者の名前「泉」と企業のアイデンティティを結ぶ存在として、多くの人に愛されています。


現代に生きる創業精神

お菓子づくり体験の意義

湯河原スイーツファクトリーで開催されている「お菓子づくり体験」は、単なる観光アトラクションではありません。「ちぼりお絵かきコース」(45分・1,000円)では、3歳から参加可能で、シュガーペンでクッキーに絵を描く体験を通じて、お菓子づくりの楽しさを伝えています。

これは創業者が幼友達と約束した「誰もがおいしいお菓子を楽しめる時代」の実現そのものです。

工場見学に込められた想い

2階の工場見学スペースでは、ガラス越しにクッキーの製造風景を間近で見学できます。長さ20mのオーブンから焼き上がったクッキーが次々と流れていく様子は、見る人に感動を与えます。

子どもたちがクッキーにチョコレートがかかる様子を見て目を輝かせる姿は、まさに創業者が実現したかった「お菓子で生まれるしあわせ」の瞬間です。


地域社会への貢献と文化創造

湯河原観光の新名所

「ちぼり湯河原スイーツファクトリー」は、温泉地・湯河原の新たな観光名所として定着しています。温泉旅行の合間に気軽に立ち寄れるスポットとして、多くの観光客に愛されています。

駅から見える「TIVOLI」の大きな看板は、湯河原の新しいランドマークとなっており、「湯河原といえばちぼり」という認識も広がっています。

地元食材の活用

「湯河原みかんシュークリーム」「湯河原みかんプリン」「湯河原みかん100%ジュース」など、地元の特産品を活用した商品開発により、地域経済の活性化にも貢献しています。

小田原ダイナシティ店やミナカ小田原店では「じゃぐちから出る、みかんジュース」という新たな試みも実施。非日常体験を通じて、お客様に驚きと喜びを提供しています。


継承される技術と品質へのこだわり

マイスター制度の継承

日本人初のドイツ・マイスター取得から始まった技術への取り組みは、現在も継承されています。ナッツ焙煎所「ちぼりロースタリー」の本格稼働など、常に技術革新を追求し続けています。

国際的な品質認証

モンドセレクション最高金賞9年連続受賞という実績は、創業者のDNAが現在も脈々と受け継がれていることを証明しています。妥協なき品質追求の姿勢は、世界中の人々に愛される理由でもあります。


従業員を大切にする企業文化

社員とその家族の幸せ

社是の「みんな」に「社員とそのご家族」が含まれていることは、創業当初から従業員を大切にしてきた企業文化の表れです。昭和43年の湯河原移転時に多くの社員が樋口泉氏についてきたのも、この温かい企業風土があったからこそでしょう。

世代を超えた価値継承

現在の樋口太泉社長による経営は、創業者の精神を受け継ぎながらも現代的な感覚を取り入れた経営として注目されています。伝統と革新のバランスを保ちながら、企業をさらなる高みへと導いています。


未来に向けた新たな挑戦

デジタル時代への対応

オンラインショップの充実や、SNSを活用した情報発信など、デジタル時代に対応した取り組みも積極的に行っています。楽天店を含む公式オンラインショップでは、父の日などの特別な日に合わせたデザインの熨斗(のし)を用意するなど、きめ細やかなサービスを提供しています。

持続可能な経営

令和6年能登半島地震に際しては、「失われた尊い命に哀悼の意を捧げるとともに、該当する自治体等と連携し、被災エリアの一日も早い復興に当社グループとして支援等を行なってまいります」という声明を発表。企業の社会的責任を果たす姿勢を示しています。


まとめ:時を超えて守られた約束と香り

樋口泉少年が幼友達と交わした「おいしいお菓子をお腹いっぱい食べたい」という純粋な約束から始まったちぼりの物語は、78年の時を経て、今も世界中で愛され続けています。

戦後復興の混乱の中での起業質素な工場でのB級品販売という庶民的な温かさ技術革新への飽くなき追求従業員を家族のように大切にする経営地域社会との共生国際的な品質の追求

すべてが一つの理念「おいしいお菓子で、みんなのしあわせを創ります」に集約されています。この理念は、決して美しい言葉だけではありません。創業者の実体験に基づく、深い愛情と責任感から生まれた生きた言葉なのです。

40年前、湯河原駅近くで漂っていたあの甘い香り。質素な工場の外で売られていたB級品を嬉しそうに買い求める人々の笑顔。それらすべてが、現在の洗練されたスイーツファクトリーの原点なのです。

現代のちぼり湯河原スイーツファクトリーで、子どもたちがクッキーバイキングを楽しんでいる光景を見るとき、78年前の幼い約束が現実のものとなっていることを実感します。そして今でも、あの懐かしい甘い香りが湯河原の街に漂い続けています。

一人の少年の純粋な想いが、どれほど多くの人の笑顔を創り出すことができるのか。質素な工場時代も、豪華な施設になった現在も、変わらず大切にされているのは「みんなのしあわせ」という想いです。

現代を生きる私たちへの大切な教え

ちぼりの78年間の歩みは、現代の私たちに忘れてはならない本質を教えてくれています。

食べることの奇跡と感謝。それは単なる栄養摂取ではなく、生命をつなぐ神聖な行為であり、誰かの愛情と労働の結晶です。創業者が幼友達と交わした約束は、「食べる」という人間の根源的な喜びと、それを分かち合うことの尊さを私たちに思い出させてくれます。

豊かさの真の意味。物質的な豊かさに慣れ親しんだ現代において、40年前の質素な工場でのB級品販売から現在の洗練されたファクトリーまでの歩みは、「豊かさとは何か」を問いかけています。それは華美な装いではなく、一人でも多くの人に喜びを届けたいという想いにこそ宿るのです。

つながりの大切さ。一つのクッキーの背景には、種を蒔く農家の方々、運ぶ流通の人々、技術を磨く職人さんたち、そして食べる人の笑顔を願う経営者がいます。この見えない絆の連鎖こそが、私たちの「今」を支えているのです。

私たちは今、改めて「食べる」ことのありがたみを見つめ直し、それを十分に提供したいと願う人々の想いに感謝し、この大切な営みを次世代につなげていく責任があります。

ちぼりの物語は、その答えを静かに、そして力強く示し続けています。「しあわせの泉」は今日も湯河原の地で湧き続け、あの懐かしい甘い香りと共に、世界中の人々に幸せを届けているのです。

そして私たちもまた、日々の食事の中で、この感謝の輪の一部となっているのです。


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