Episode 24 これは病気じゃないんです。
ちいちゃい子って、膝の上に載せてあやすことが多いじゃないですか。
あやす側の立場から言うと、安定して座らせられ、両手が使えるので、あやしやすいわけです。
甘え上手な子なんて、するりと膝の上に乗ってくる子もいますよね。
私は膝の上が苦手な子どもでした。
たとえ親の膝でも、そこに座るってことはあり得ないことでした。
理由は簡単、膝の上に座れば、どうしても自分の意思とは関係なく触られるからです。
「膝の上に乗る」は自分の意思でも、後ろから抱えられるとか撫でられるとかは、自分の意思ではありません。
自分が嫌いなことを我慢する子どもは…ほとんどいないでしょうね。
触られたくない私は、人に寄り付かない子どもだったんだと思います。
聞くが苦手、触られるが苦手な私は、子どもの発達段階の考えからすると、必要なコミュニケーションが不足する感じだったんでしょうね。
何度も書いてますが、症例名のある発達障害があるから、過敏/鈍麻のような特徴が発生するわけではない、本当はその逆だと経験的に私は気が付いてます。
学校の勉強をはじめ、多くの教育は学年相応の発達を前提としていると思います。
私は学年相応と定められたレベルに引き上げるのが教育だとされていると感じています。
例えば階段のように学年のステップがあったとするじゃないですか。
今の教育って、一番苦手なコトが自分の学年のレベルに到達できればOKってイメージです。
得意なコトが自分の居るべきステップよりも上にあっても「すごいねー」で済ませるのに、苦手なコトが自分の学年相応に追いついていないと「できないねー」と撥ねられる。
今振り返れば…私としては、自分の能力に合わせて適切に発達し、成長したと思います。
それが「一般的」という括りで納まらない発達の方向性だったのでしょう。
だから一般の人から見て一般的ではないとされ、症例名が付く…「アスペルガー症候群ですね」って。
それを障害と見るのが、いまの社会の現状です。
本当は障害ですらないと思ってますが、障害どころか病気と混同している人もたくさんいるのも事実です。
たからまず、これは病気じゃないんだよって、私は言い続けていこうと思っています。
声を出すことが大事だと思ってますから。
旧ブログ アーカイブ 2018/10/8
