見出し画像

Episode 59 リセットしたくなるのです。

私はゲームが得意ではありません。
子ども時代のインベーダーゲームの話をしましたが、形にならないものに投資する意味が分からないのです。
後にファミコンの時代が来て、ゲーム機とゲームソフトという形のあるものを用意できるようになっても、手に入れたものがどんどん時代遅れになっていくのが堪らなくイヤでした。
どうしても所有するものに普遍的な価値を求めてしまうのです。

そんな私がゲームを敬遠するもうひとつの理由として、完璧主義があります。
上手にできないとリセットしたくなっちゃうんですよね
LIFEが3つ残っていても、ひとつアウトするともうやる気がなくなる…ノーミスでクリアしていきたい気持ちが強すぎてゲームが終盤まで進んでいかないのです。

学校のクラスでは、おとなしい子どもだったと思います。
聴覚の過敏/鈍麻があり、音や言葉の聞き取りにくさは当然あったと思いますが、当時の私がその理由を知っているワケもなく、周りでポンポンと話が進んでいくのを周りで見ている感じだったんだと思います。
話題に入っていけるのは興味のある分野だけ…そこには必ずモノが介在していたような気がします。
そんな感じで輪に入れない衛星ポジションって言うんですかね、地球と月の関係みたいなところに私はいたように思います…そう言うと「星の王子さま」みたいでカッコいいですけど。

ただ、以前にも話題にした通り、月の上にいることが自分の本意ではないのです。
本当は輪の中に入っていきたいのにそうできない…というのが本音。
だから、入れる話題には喰いつくんです
そして、ASDあるあるに出てくるような一方的な喋り倒しで、周囲が引く…。
自分の周りから人が減ることでやっとそのことを理解して、また静かに月の上に戻るワケです。
当時の私に何が周囲を引かせるのか分かるわけもない、そんなことが繰り返されると、クラスメイトも私も「何か会話が噛み合わないなー」と思うようになるって感じです。

私の性格上、上手くいかないと思うと最初からやり直したくなるワケで、学校のクラスを新学期まで戻すなんてできるワケが無いから、次の新学年まで飛ばしたくなる…クラス替えでリセットです。
偶然にも私にはそのリセットの機会が毎年訪れたのです。
本当に対人コミュニケーションが立ち行かなくなる前に環境がリセットされるを繰り返すことで、私は気分を入れ替えることが出来たのです。

ゲームに興味がない私が、ゲームのリセットみたいにやり直したくなるなんて、おかしな話ですが…。

旧ブログ アーカイブ 2018/11/12

いいなと思ったら応援しよう!