大好きを、だきしめて
スタバに来たら
ちいさな女の子がわたしをみてわらったの
その子はちいさなリュックに葉っぱの手作りの飾りをたくさんつけて
その子は店員さんにむかって言ったの
“小学生になったんだよ”って
なんだか泣きそうになったの
この子はそれがうれしくて
この子はそのことがとてもきらきらしたことで
みんなに言いたくなっちゃうくらい
大切なたからものみたいな出来事なんだ
わたしはいつからよろこべなくなったんだろう
わたしはいつからただ純粋に
わたしのうれしいや大切や大好きを
表現できなくなったのだろう
そのうちにうれしいも大好きも
なんなのかもわからなくなってしまうほどに
見えない箱に閉じこめて
わたしはなんの人生を生きているのだろう
わたしの大切なこと
わたしが愛していること
それをめいっぱい抱きしめて
わたしはわたしのこの人生を
こんなにも愛しているのって
わたしはそれがほしかったんじゃないか
自信って、わたしの人生を愛してるって
胸を張って
わたしがわたしに誇れることなんじゃないか
もう出逢うこともないと思うあの
葉っぱをたくさんつけた女の子
子どもなんて別に好きじゃないわたしが
ふいに胸をうたれてしまった
わたしはここから歩きだせるだろうか
大好きを 愛を
それでたくさんリュックを彩って
わたしはわたしの人生が大好きって
わらって誰かに言える日がくるだろうか
“わたし小学生になったんだよ”
あの女の子みたいな
きらきらのひかりの粒をまとって
