004 無関心
#004 無関心。サッカーが嫌いになりかけた僕。
小学6年生になる頃。
サッカーは好きだった。
でも、どこか心が離れていた。
小学1年生の頃は、自分勝手だった。
小学5年生では、悔しくて何度も泣いた。
できないことがあれば、できるまで練習した。
少しずつ成長しているはずだった。
でも、気づけば心は空っぽだった。
原因は、自分自身だった。
自己中なプレーを続けてきた僕は、少しずつ周りとの距離ができていた。
仲間が笑っていても、その輪に入れない。
サッカーをしていても、どこか孤独だった。
試合でも思うようなプレーができない。
上手くいかない日が続いた。
「もう、サッカーができたらそれでいいか。」
そんなことを思うようになっていた。
今思えば、あの頃の僕はサッカーに無関心だったんじゃない。
自分の未来に無関心になっていた。
何を目指せばいいのか。
どう頑張ればいいのか。
何も分からなかった。
そんな時、幼なじみが行くクラブチームを知った。
「ついていこう。」
そんな幼なじみの存在が、僕の背中を押してくれた。
選んだのは、奈良市のクラブチーム。
あの決断が、僕のサッカー人生を大きく変えることになるなんて、この時はまだ想像もしていなかった。
次回は、幼なじみについて入った新しいクラブチームで、僕が初めて本当の競争を知った話を書こうと思います。
