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ドラマ「憧れの作家は人間じゃありませんでした」が良すぎたのでPDを考える

5月上旬からアマプラで配信されているこのドラマ「憧れの作家は人間じゃありませんでした」。
出版社勤務のヒロイン・瀬名あさひが、実は吸血鬼の作家・三崎禅に出会い、そこから様々な事件に巻き込まれていくうちに、三崎の過去や孤独さ、他の人間や人外の心情を知っていく。ミステリーとヒューマンドラマ的な要素が合わさった感じの作品だ。

(詳しくは私もどんな話かまとめるの難しいので、まずは上のリンクから本編をご覧いただきたい!)

このドラマの何が良いって、ストーリーももちろんだが、配役だ。
登場人物を演じる俳優さんが本当に的確に選ばれている。snsでもキャスティング最高!という声をよく見かけたので、素人ながらも私的に俳優さんのパーソナルデザインを推測しながら楽しんでみようと思う。
なお、私は素人なのでPDが違ってたら申し訳ない。いや、〇〇さんはこのタイプじゃない?ということがあったら、コメントでご教授いただけるとありがたい。

パーソナルデザインって何?初めて聞いたという方は、次のリンクをご覧いただければと思う。
こちらのページを読み、それぞれの俳優のPDが何か予想してからこのページを読んでいただくのも、よりおもしろいかなと思う。

なお、ネタバレしたくない!という方は、全編御覧になってからここを読むのをお勧めする。どうしても最後の方にしか出てこない人も書いているので・・・




【吸血鬼の作家・御崎禅】

京本大我…ロマンス


まず誰が見ても、京本くんが1番ハマり役だろう。御崎禅のイメージに完全に一致しており、「適材適所」という言葉は京本くんのためにあるようなものである。
彼のPDは誰がどう見てもロマンスである。素人考察でもこれはロマンスしかありえん。
ミステリアスで物憂げな感じ。ロマンスは吸血鬼のような「人ならざる物」が非常にはまる。浮世離れした感じがあり、陰陽でいえば「陰」の魅力。
また、常に敬語を使って話し、一人称は「僕」。決して焦らずゆっくり優雅にふるまう。非常に上品である。キザな物言いも全く違和感が無い。紅茶が似合い飲むところも美しい。
衣装も柔らかい素材の白シャツを前を開けて着ており、本当に似合っている。また、外を歩いている時に鞄を一切持ってないと思うのだが、それも似合う。同じ華やかPDのファッショナブルは大きい鞄が似合うが、ロマンスはお手伝いさんとかに持ってもらうのが似合うそうだし(松重初先生youtubeより)、持ってない方が様になるらしい。このドラマを見て確かに!と思った。
そして、この配役の成功は彼のサブタイプもかなり影響していると思う。
男性にはサブは普通つけないのだが、彼はサブをつけるとしたら、フェミニンタイプだと思う。これまた男性にはフェミニンはつけないのだが、透明感や儚さがあるし、グレースの恰好だとちょっとさみしい。うっすらメイクをしているのだが、透明感を出し、若干ツヤ感のあるリップを塗るという(控えめな装飾に該当する)、女性のフェミニン持ちの人が良く似合うメイクだ。金髪も似合っていた。黒髪より金の方が軽やかに感じられるし、儚さも出るので、お上品に上手く染めれば、金髪は若いフェミニン持ちなら似合う人が多い気がする。ブルピンのロゼとか、TWICEのミナとか。
吸血鬼なので昼間外に出られない→色が白い・白っぽい雰囲気がするというのはすごく馴染むし、人間ではなくなってしまったことから来る孤独さ・薄幸の感じはフェミニンにピッタリである。
そこにロマンスの色気・怪しさが来るからたまらない。血を飲むシーンで唇に血がついているところの色っぽいこと…
というか京本くんが格好良すぎて、彼に見入っていたらいつの間にか話が進んでいて登場人物のセリフを全然聞いてない時がある笑
時間がたっぷりあったら、一回目は話を追うために見て、二回目はただ京本くんをぼーっと鑑賞するためだけに見たい笑
京本くんが一度多忙のためこの役のオファーを断っても、まだ待つ!と言った製作陣に完全に同意。本当に彼への当て書きのような役ではないか。



【出版社勤務のヒロイン・瀬名あさひ】

桜田ひより…キュート


ひよりちゃんも結構わかりやすいキュートだと思う。身長158cmらしいがもっと小柄に見えるし、顔も美人というより「かわいい」感じだ。衣装も重ね着をしたり、ボタンやシャツの襟などで小さな変化をつけているものが多かったように思う。
文字通り「かわいい」というのがPDキュートの魅力で、一生懸命出版社の仕事をしたり、御崎先生のために奮闘したりする姿は、とても健気で、こちらも「がんばれ!」と思わず応援したくなる。NHK朝ドラのヒロインもやってほしい。
また、あいつが京本くんのヒロインかムキーッ!という感じが全くない。三崎先生のファンというのもミーハーな感じではなく、先生の作品を心から愛して素敵だと思っているところから来ているのであり、そこの純粋な気持ちを演じているのもまたうまい。
何か起こると走ったり、ちょっと待ってくださいと慌てるのも非常に様になる。動的な感じがいい。
また、今回の話は原作設定からなのか?5月配信のドラマだが皆が冬の格好をしている。ひよりちゃんは外で太くて長いマフラーを巻いている。キュートなら、ファッション的にはコンパクトにまとめるのが良いはずなので、もう少し細身で短めのマフラーが良いはずなんだろうけど、今回みたいに大きなマフラーを巻いて、顔が埋もれている感じになるのも可愛かった笑


【御崎の最大の理解者である警官・林原夏樹】
一ノ瀬颯…おそらくグレース


このドラマ以外の彼の画像や動画を見たが、ちょっと確証を得られず…おそらく私的にはグレースは入ってるのじゃないかと推測。
今回はひたすらスーツを着ていたがよく似合っていた。そして、昔はもう少し長めの髪型をしていたようだが、今回のようにさっぱりと短めに切ってしまった方がいいような気がする。首が詰まった服も得意そうだ。
御崎先生の友人ということで、ロマンスとグレースという、お上品PD同士で類は友を呼ぶ感が出てるなと思う。しかしグレースは男性的女性的でいえば中立の立場であり、どちらかというと女性的なロマンスに比べて、彼は男らしい見た目でもある。それが御崎先生の陰の感じと、夏樹の明るくポジティブな感じと対照性を生んでいるようにも思えた。誰よりもわかってくれて信頼できる友達だけどマインドは対照的で、その明るさに御崎先生が助けられているような感じが良く出ている。
あと外では緑のコートを着ていたが、おそらく警官=青島刑事というのが日本国民にすりこまれているので、そのオマージュなのか、あれはあんまり似合ってない気がするのだが…
でも全く気にならないくらいいい役・いい俳優さんだと思った。


【夏樹の上司の係長・山路宗助】
山本耕史…ハイスタイル


彼も常にスーツ姿なのだが、目がきょろきょろとしており、遊び心のある感じである。
179cmと大柄だがもう少し小柄にも見える。
彼は今回の「ひとくせある」という感じにぴったりだった。
悪い奴を取り締まるという警官の使命はあるが、そのために御崎先生を利用するという、善か悪かわからないような存在。ロマンスのミステリアスな感じとはまた違う、ひとすじならではいかない、簡単にはこの人の思考を理解できない、どんな人か実はわからないという感じがよく出ていた。他に例を挙げるとすれば香川照之のような感じ。そういえば御崎先生の部屋の物を勝手に触ったり、椅子に勝手に座ったり、ちょこちょこと動く小悪魔な感じがよく出ていた。何触ってんだよと思いつつも、こいつってそういう奴だよなあ・・・という気分にさせてくる。
衣装は常に黒スーツで、ハイスタイルとしては普通すぎる感じもするのだが、その分彼自身の中から出る、一癖ある感じが際立つような気もする。



【和カフェたから経営の狐・九条高良】
宮田俊哉…ロマンス


やっぱり人外はロマンスだ(二回目)。
だが京本くんと違うのは、この人はもっと優しい感じが出ているロマンスだ。もちろん色っぽさもあるのだが、笑顔が良く似合い、人懐っこく親しみやすい感じがある。同じタイプでもどの魅力が出るのかは人それぞれだというのがよくわかる。これだからPDは面白いと改めて思えたドラマだった。
微笑みと親しみやすさを兼ね備えているので厳密にいうとフェミニンか…?と思ったが、フリンジのような大きな紫の耳飾りを片耳だけアシメにつけているのも似合うし、衣装の柄も結構華やかなのでロマンスかなと思う。
そしてサブをつけるとしたらこの方はグレースな気がする。京本くんのゆるパーマに対し、宮田さんはストレートロングである。直線的髪型であってもよく似合っているし、すらっと端正な雰囲気・体型だ。この笑顔がどこかで見たことがあるとおもっていたが、そういえば堺雅人さん(グレース)に似ている気がする。顔が似ていてもPDまで一緒とは限らないが、なんか共通点がありそうだなと思う。



【未来がわかる占い師の件・水森菫】
剛力彩芽…キュート


黒髪ベリショの印象が強かった彼女だが、最近は金髪にしているようだ。
おそらくアバンギャルド要素が強いのか、彩度高めでコントラストがしっかりついた色でコーデをしており、常に個性的な装い。しかしこれがいい感じであった。
こういうアウトロー的な装いだがお嬢様言葉で話すしゆったりした感じがあるので、1人だけ場違いな感じにもならない。御崎先生の知り合い感・同族間もある。アバは小悪魔的と例えられることが多いが、この見た目からこのキャラなのでギャップがあり、むしろすごく良い人感が出ているのが面白い。こういうPDの使い方もあるのだなと思った。



【最後に出てくる人狼・ジャックヘイル】
森崎ウィン・・・ハイスタイル

最後の方に出番が多く、印象に残った人も多いのではないだろうか。彼はミャンマーと日本のハーフらしく、異国から来た人狼の役にもなじんでいた。
今回の役はラスボス感があるので、一見、大和田さんのようなファッショナブルの人でも、悪役で最強感が出るかなと思ったのだが・・・彼のように、一癖あるのに小柄な感じに見える人の方が、弟を失った悲しみや、御崎先生に人との相容れない孤独さを訴えかけてくるのによい感じがした。こういった他の人と関われず、孤独を抱えているという苦しみは、多くの人が抱えているものであり、どちらかというと普遍的なものだからだ(後のモデルプレスの記事でも引用してます)。そういうことを言うのは、悪魔みたいな役でも親しみのある感じの人がいい。
女性のキュート要素3分割でいうと、アバンギャルドがしっかり入っている人なのかなと思う。今回のドラマの衣装を着た彼を見ていたら、ラルクのhydeさんに似ていると思った。筆者は昔からラルクが好きだが、hydeさんもおそらくアバンギャルドが優位なハイスタイルかなという感じである。二人の雰囲気は似ている。




【第一話ゲスト大物政治家・梶原善蔵】
大和田伸也…ファッショナブル


この人も典型的なファッショナブルだったなと思う。大物・その業界のドン的な感じがものすごく出ていた。ぴったりである。政治家という皆の代表という立ち位置もしっくりくる。
感情が高ぶった時の迫力、威厳もすごい。1話しか出てこないがすごく印象に残っている。youtubeでもミュージシャンに合ったMVとか妙に印象に残るし何回も見返してしまう。適切な装いで適切なことをすればものすごく濃い残像を人々に残せるのだなと思う。


まとめ


このドラマはやっぱり配役がいい。面白いドラマはストーリーがいいのが大前提だが、上手いこと配役もすれば何倍にも面白くなるなと思った。
また、そのキャラの性格に合わせて配役するだけでなく、他のキャラとの「立ち位置」も考えて配役するとおもしろいのだなとわかった。そのキャラが他のキャラに対して、親和性が高いのか、反対の立ち位置にいるのか、味方なのか敵なのか、そこまでも表現できると思った。
これからも面白いなと思うドラマがあったら考察をやってみたい。


最後に・・・終わろうと思ったけど、おまけ
はじめに御崎先生の役は京本くん、本当にはまり役!と申したのだが、実はもう一人脳裏をちらついた人物がいる。
ミセスの大森元貴さんである。
私は彼のPDもロマンスフェミニンだと考えている。色気や怪しさと、儚く優しい感じが共存している。
そして彼は、本業が曲という物を作っているいわば「作家業」をしている人の一人であり、その作品には彼の孤独さや葛藤が詰め込まれている。そう、天才であるが故に、自分の感覚と普通の人との感覚の乖離を感じ、孤独さを抱えているという感じが、曲や日々のインタビューなどを通して伝わるような気がする。今回のドラマと非常に被るものがあった。モデルプレスの記事にもこんな記述があった。

主人公の御崎が抱える、人外というマイノリティゆえの苦悩、他者と分かり合えない葛藤や孤独は、現代社会を生きる私たちが抱える普遍的な生きづらさや孤独感にも深く共通する。







天才だけでなく、我々一般人にもこういった思いを抱えている人はいっぱいいるだろう。
彼を見ていると、自分の生きる意味のために結果的に非常に多忙を極めている様子だし、あさひちゃんのように彼をサポートする仕事をしたくなる。掃除、洗濯、料理など生活が快適になるように、彼が仕事に集中できるように、健康であるように身のまわりの環境を整えられたらな・・・と思ってしまう。
彼もまた違った妖艶さ・儚さを持っているし、彼ならまた違った三崎先生を演じてくれそうな気がする。
いちジャムズ(ミセスのファンの意味)として、こう思ったのだ。
そして最大の理解者・夏樹役は若井君にやってほしい。中学時代からの昔から彼を知っている、ずっと隣に居続けている人として。
涼ちゃんはPDがひよりちゃんと同じだし、二人のところに途中から加わるし、ヒロイン役かな笑
いちジャムズ(ミセスのファンのこと)として、なんちゃってと思ったのでした。

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