イメコンと自問自答ファッション
noteは、パーソナルデザイン(PD)で盛り上がるsnsだと思う。ここにはイメコン好きがなぜか集まる。すでに盛り上がっている界隈だからなのか、文を書くのが好きな人・分析が好きな思慮深い趣味の人が多いからなのか・・・
PDについて見ていると、関連記事などで出てくるのが「自問自答ファッション」という考え方だ。
よく聞くので非常に気になった。
私はイメコン内で話題になっていることがあれば、それはチェックするようにしている。
実は自分、将来イメージコンサルタントになりたいと思っている。そのため、この界隈の流れには敏感になっておいた方がいいし、界隈で起きた出来事については自分なりの考えを持った方がいいのではないかと考えている。
なので早速本を買って読んでいる。
自問自答ファッションとは
自問自答ファッションとは、あきやあさみさんという方が提唱した考え方である。
「私はどういう趣味なのか・思考なのか・生き方がしたいのか」と、自分にいろいろな方向から問いかけ、何回も具体的に見つめなおすことにより、自分が本当はどんな服装をしたいのかが見えてくるという、自分にしっくりくるファッションの探し方である。
そう、まるでこれは「自己分析」である。
ファッション迷子のときに読む本であるが、就活とか受験とか引っ越し前とか、人生の分岐点に立った時に読みたい。ファッションを通じて「自分はこれからどんな生活をしたいのか、自分はどんな人間なのか」を探す、いわば「自分探し」の本である。
そして気になったのが、イメコンとの関係性だ。
イメコンを何度も受け、ある程度自分の似合うものがわかったとしても、なぜかもやもやした気持ちになる人が多くいるのだという。そういった人が自問自答ファッションで救われたという話が多いのだ。
本を読んでいると、自分の服選びの時、必要な3要素がある。
「なりたい」「好き」「似合う」の3つだそうだ。

・自分自身の希望や趣向の「なりたい」「好き」
・現実問題フィットするかという「似合う」という要素。
イメコンはここでいう「似合う」分野の担当だ。
あなたにはこれが似合いますよ、というのをドレープを用いたり、骨格や顔から観察して、教えてもらう。
コンサルタントの方もお客様が綺麗になるようにと、いろいろなアドバイスをする。しかしそれは「自分でない人から」。完全に「受け身」のものである。
現実的に「似合う」と「好き」「なりたい」が違う人だっている。
PDを受けて、確かに自分に「似合う」のだが、まだもやもやした気持ちが消えない。フォーマルPD持ちだが、本当はナチュラルやキュートのようなカジュアルな恰好が好き。動きやすさ・洗濯しやすさが重要だし、そもそもかしこまって生きるのが私の人生じゃない。そういったような人もいるのだと知った。そういう人は、私には万能に見えたこのパーソナルデザイン診断という物も、不完全なものなのかもしれない。
人には人の分だけ「それぞれの心」があったのだ。
これを読んで気が付いたのだが、私は「なりたい」「好き」と「似合う」がかなり合致している人間だと気づいた。
私はフェミニンファッショナブルだが、お嬢様や上品な雰囲気が大好きだし、お嬢様になりたい願望もある。しかしずっと家にいるとか控えめにしているとかそういうのは嫌いで、本当はバリバリ仕事がしたいし、レースやフリルの似合う見た目の中に、めらめらと活動的な感情が沸いているほうである。派手な装いをすると張り合いがいいし、人目もあまり気にならない性格だ。
だから自分がフェミファだとわかった時、嫌ではなかったし、この恰好をしていて楽しいし、すんなり受け入れられたのだと思う。自分の属性は非常にお気に入りだ。
だからPDってすごい!こんなに変わるんだ!人生が楽しくなるんだ!と思えたのだ。
しかし、自分ではもやもやとする診断も経験した。顔タイプフレッシュなのにカジュアルが似合わない経験もした。そしてカジュアルは私自身、あまり趣味ではない。診断を受けて、えーこういう系なの自分!?なんか嫌だな・・・と思ったのだ。自分自身、真面目な性格でちゃんとしているほうが「好き」だったのだ。
なので、そういえば顔タイプ診断のアナリストには、あまりなりたいわけではない。逆にPCがブルべ夏で顔タイプがフェミニンで骨格がウェーブだったら、趣味にばっちりハマってこの診断すごい!!となり、今これらの資格を取るために勉強しているかもしれない。
もちろん、顔タイプ診断は全くのでたらめではない。全く使えないお金と時間の無駄でもない。化粧を控えめにするとか親しみやすい雰囲気とか曲線直線混じったものが似合うとか、今も参考にしているところもある。
しかし、人にとって、自分の心の「なりたい」「好き」と、診断で言われた「似合う」が合致するときに人は初めて納得でき、うれしい気持ちになる。逆に合致しないときは納得できない。数ある診断も、「似合う」と言われた服と、自分が「なりたい」「好き」と言われた服が合致しない場合は、診断の好き嫌い・腑に落ちるかどうか・自分にとって信憑性があるかが違うのだ。
では、「似合う」がわかったところから、
自問自答して自分自身の気持ちも考える。
「似合う」に自分の気持ちである「なりたい」「好き」も含ませていき、
両者のすり合わせをしたり、折り合いをつけていくのはどうだろうか。
例えばこんなこともできるのではないか。
たとえばファッショナブルロマンスと診断されたお客様。しかし本人は目立つことが好きでなく、華やかな恰好がしたくないそう。自分がグレースやナチュラルだったらよかったのに・・・とおっしゃった。
では、PDの中でお客様の「なりたい」「好き」の恰好ができるようにお伝えしていくのはどうだろうか。
今回の例でいえば、ファッショナブルだからどシンプルな恰好もできる。無地をさらっと着たり、モノトーンコーデをしたりするのもいいといったり、大きいフリルなどの装飾が嫌ならウエストを少し絞った服や、襟ぐりが少し開いた服を着るとか、目立たずでもさりげなくロマンス要素を入れるとか、提案できるのではないだろうか。
もちろんやってみて、体のラインや露出よりは、フリルで華やぎを足すとか、そういう方向でサブをつけるタイプの人だったとすれば、その人が挑戦できそうな大きさくらいからフリルなど足していくのもいいし・・・極端な話になるが、嫌でもいいんですよ、いっそPDなんて無視して好きな恰好しちゃってくださいと言うのも一つの愛なのかもしれない。
しっかり診断前に、お客様のなりたい、好きをヒアリングする。よく、営業でお客様の真のニーズまで深堀りして商品を売ろうという言葉があるが、これはイメージコンサルタントも同じではないかと思う。そう思うと、少人数で診断することや、診断前にしっかり質問してお話して、そのお客様のことを深く理解するのがすごく大事だなと思う。なにはともあれ仕事というのは「相手の気持ちを考えながらやる」というのがこの世の原理原則であるな、と思ったのだった。
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