【読書日記】一九八四年
有言実行、予告ホームラン⚾
こんばんは、SEKAI NO SUZUKIです。
言ったからにはちゃんとあげます、
二発目のSee ya!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今回紹介するのは
ジョージ・オーウェル著
『一九八四年』(ハヤカワ文庫)
そのうち角川版のやつと
読書比較する予定です。
(今せっせと読んでます。)
この小説ですが
コロナ禍で改めて共産主義・社会主義が
見直されるなかでかの有名な『資本論』
とともに近未来的なSF作品として
再評価されたようです。
この作品の世界観が一見
荒唐無稽なようで現実世界と
リンクしている部分も多く、
現代の私たちが読むと
「作者は預言者なのでは?」
と思ってしまうほど、この本の内容に
耳目をそばだててしまいます。
具体的な世界観について言うと
世界は三つの大国に支配されています。
そして主人公のウィンストンは
イギリスに住む青年で1984年に
イギリス・オセアニア圏が共産主義に
転換した世界観で描かれています。
つまり今から約40年以上前を描いています。
では何故オーウェルが
預言者に思われるかと言うと
「彼がこの小説が1949年に発刊され、
現在の独裁国家の姿をリアルに
映し出している」
ように見えるからです。
それを象徴している一文として、
自由を渇望するウィンストンの
慟哭を抜粋します。
「自由とは二足す二が四であると言える自由である。その自由が認められるならば、他の自由はすべて後からついてくる(125頁)」
皆さんは想像できるでしょうか、
既成の事実と思われていたことが
翌日に全く違う内容として
すり替わっていたら。
もし今日の日本で例えるなら
「アメリカとイランが戦争している」
という事実だったはずが、翌日ニュースで
「日米が開戦した」
と世間が報道していたら??
今日までの真実が明日には嘘になる。
このようなことがウィンストンの
身の回りで日常茶飯事として起こります。
国にとって都合の悪い人物は突如として
姿を消す。それでも世界は全く何事も
無かったかのように次の朝を迎える。
昨日までA国と戦争をしていたはずが、
今日は戦っていなかったはずの
B国と戦争している。そして
国が情報統制して全ての報道を書き換え、
かつ世の中がそうだと言ったら
昨日までの自分の記憶は??
そう、全ては無形の記憶の中にしかない、
そしてその正否を一体誰が証明できるか??
これだけ話せばこの小説の
面白さが伝わったことと思います。
是非語り合いましょう、この本は
現代でこそ読む価値があります。
