消費以外をすればよい。
パートナーさんは、ほんとうに物欲がない。モノを買わないので、タオルやシーツ、インナー類、Tシャツ、などがほんとうに、ちゃんと古くなる。穴が空いたり、あまりにもヨレヨレになったところを見かねてわたしがセカストで調達してくる、というパターンで生活を回しており、これでよいことがわかった。
昔は、ほんとうにモノがあった。親に連れられて、デパートやショッピングセンターにしょっちゅう出かけていた。わたしの住む地方都市は、娯楽も文化もそんなにないから、それくらいしかすることがない。かといってちゃんとした田舎ではないから、畑も広い庭もないからガーデニングなどの楽しみもない。だから、多くの人は消費に走った。
父が管理職だったころは、お中元やお歳暮、バレンタインなどで、いろいろもらっていた。タオルや石鹸などは買うものではなかった。お米もどこかから貰うものだった。文具もたくさんあったし、本もたくさん読んだ。わたしはそういう時代にこども時代、若者時代の入り口までを過ごした。
そんな時代がなつかしいかと言われればそうかもしれないが、戻りたくはない。なんかすべてが過剰で思い出すだけでうんざりする。買い替え買い替えですべてが進んでいた。〇〇祝い、〇〇返し、そんなあれこれに振り回されていた。
日本が貧しくなったと言われている。そうかもしれない。でも、いい側面もある。過剰さがなくなった。リサイクルやリユースが標準となり、暮らしがすっきりしてきた。女性もメイクやファッションを強制されなくなり、すっぴんでも、毎日同じ服でも、問題なくなった。むしろミニマリズムイコール現代的な洗練とされるようになった。買わない人は賢い人という風潮が定着しつつある。
3月はまだ寒い。セカストで真冬に買ったフリースを毎日着て、日常を回している。毎朝悩まなくていい。
むかしは寒い時期は過剰にめかしていた。正月は晴れ着を着て、バレンタインはデート服、3月はちょっと春めく感じ…なんか書いていてうんざりする思い出である。
というわけで、今の日本も、けっこういいよ、というようなことを書いてみました。消費以外を楽しむことができれば、けっこういい時代だと思います。
ソフィア
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