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わが家の資産システム「リビルド完了」。NISAハックと49銘柄の全バラ解体新書

前回の記事では、日本資産に依存した「一本足打法」を解消するための設計図についてお話ししました。今回は、その設計図をどう現実の口座にデプロイ(実装)したのか。具体的な銘柄選定と、実装の過程で見えてきた「家族というチーム」の物語を記録します。


​■ インフラのアップグレード:楽天ゴールドカードへの切り替え

​まずは運用コストとリターンの最適化です。これまではノーマルの楽天カードを使用していましたが、今回のリビルドに合わせて「楽天ゴールドカード」をポチりました。

​理由は単純明快な「損益分岐点」の計算です。

  • 年会費: 2,200円

  • 損益分岐点: 積立額が月約73,000円を超えると、年会費を払ってもゴールドの方がポイント還元額が上回る。(積立を楽天カード決済にした時のポイント利率:ノーマル0.5%、ゴールド0.75%)

  • ​今回、私は月10万円の積立を実装するため、ゴールドへの切り替えが「最適解」となります。制度の改悪がないことを祈りつつ、まずはインフラのスペックアップを完了させました。

​■ 楽天経済圏の帯域を使い切る設定

次に、楽天カードと楽天キャッシュのポイント枠をフル活用した「高効率な設定」をデプロイしました。

  • 楽天カード(10万円/月): 「eMAXIS Slim 全世界株式(通称オルカン)」などの基盤資産。

  • 楽天キャッシュ(5万円/月): 「S&P10」や「ゴールド」などの攻めと守りのパーツ。

​これで毎月15万円分の積立設定が完了。ポイントを確実に拾いながら、自動で資産が積み上がる仕組みを構築しました。

​■ NISA枠の「先行デプロイ」ハック

​新NISAの「つみたて投資枠」は年間120万円。本来は毎月10万円ずつですが、少しでも早く市場に資金を置きたいエンジニアとしては「仕様通り」では物足りません。そこで、以下の裏技を実装しました。

【NISA枠一括積立のTips】
月々の積立額を最小(1,000円等)にし、残りの枠を「ボーナス設定」として2月支払いに指定。これにより、年初にNISAつみたて投資枠の大部分を先行して市場へ流し込むことが可能になります。

NISAつみたて投資枠を一括で利用
楽天・プラス・オールカントリーにしました

​これは証券会社の正当な機能(仕様)をフル活用した「ルールの最大活用」です。今回の年初のボーナス設定を利用したNISA枠の一括投資は、エンジニア的に言えば『処理の並列化』による期待値の最大化です。時間というリソースを余すことなく市場に投下する仕様を選びました。

https://gentosha-go.com/articles/-/65950

資産形成ゴールドオンラインを参考にさせて頂きました。

​■ 日本株ポートフォリオの「卒業(整理)」

​次に着手したのは、軍師(妻)が長年運用してきた計49銘柄にのぼる日本株の「コードレビュー」です。

ボラティリティが高すぎる銘柄や、セクターの重複を精査した結果、保有株の約2割を「卒業(売却)」させることに。ポートフォリオの軽量化と健全化を図りました。

​代わりに、私の「成長投資枠」を使い、以下の精鋭部隊を新規デプロイしています。

  • 採用銘柄: 三菱商事、出光興産、日本郵政、DIC、東京センチュリーなど。 配当利回りとセクター分散を重視。三菱HCキャピタルを狙ったら、既に軍師が保有済み。さすが先輩、目利きが鋭い!

​■ 「愛人疑惑」と、軍師の本音

​私がこれほどまでにのめり込み、毎日チャートや本と睨めっこしている姿を見て、妻は冗談めかしてこう言いました。

「どうしたの急に?愛人でもできて逃げる気?(笑)」

​笑ってしまいましたが、その後、妻は少し真剣な顔で続けました。

「今まで一人で運用してきて、実は心細かった。子育てで忙しくて深掘りもできなかったから、あなたが勉強して、生活費まで含めて提案してくれるのが、本当にありがたい」

システム(家計)を盤石にする以上に、軍師(妻)の『不安』というノイズを取り除けたことこそが、設計者としての最大の功績だったのかもしれません。​これまで口出ししてこなかった夫が、知識という武器を携えて隣に立った。そのことが、単なる「利益」以上の安心感(堅牢性)に繋がったのだと感じた瞬間でした。

​■ テスト環境で学んだ「市場のバグ」の正体

​今回、実際に個別株を触って学んだのは「材料出尽くし(出尽くし売り)」という現象です。

​増収増益の好決算なのに、翌日に株価が下がる。エンジニアから見ればバグのような挙動ですが、実は「コンセンサス(市場の期待)」がすでに株価に織り込まれていた(Priced in)だけのこと。決算時にそれ以上のプラス材料(自社株買いや配当金増加など)がないと、下がってしまうケースがあるのか。

​初心者が短期の波(押し目買い)を狙うのは、リソースの無駄遣いになりかねません。NISAという「非課税ガチホ」の仕様を信じ、買いたい時に買う。それがメンタルヘルス的に最も堅牢なアルゴリズムであると確信しました。(買った後に株価が下がる。。テンションも下がる。。のでしばらく見ない!笑)

​■ まとめ:心地よい運用を目指して

​投資信託、REIT、ゴールド、そして日本株。

わが家の新システムは、ようやく「本番環境」での稼働を開始しました。

「のめり込むととことん」な私の性格が、少しでも家族の未来に貢献できているなら、リハビリ生活も悪くないものです。

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