政宗 出陣!(ポイント解説⑧)
ご無沙汰しております。
仙台のかとうまるです。
企業リーグ、チーム政宗の対局、ご覧頂いておりますでしょうか?
自身の対局を振り返りつつ、
初心者から上級者まで、なるべく分かりやすく読みやすい解説ができるよう、ポイント解説を行っていきます!
過去記事(①〜⑦)もありますので、まだご覧になってない方は是非読んで頂けると嬉しいです。
それでは、やっていきます!
第128回戦_南1局_南家

東場に手が入り、79,000点持ちで迎えることができた南1局。
配牌を開けて、何から切り出していきましょうか。
この時考えていた思考は以下の3点です。
①ポイント状況の整理(この半荘の命題)
②この局における和了価値
③最終型のイメージ
①ポイント状況の整理(この半荘の命題)
私自身は1月の収録での3連戦以降、久しぶりの対局ですが、頼れるチームメイトのお陰で、予選突破ラインを争えるポイント状況で、残り2半荘を迎えました。
予選突破ボーダーは、他チームの動向が分からないため、正確な数字はありませんが、+10枚〜+30枚くらいであろうと予想してスタートしています。
そのため、自チームの最終スコアが+30枚くらいで着地できれば、予選通過できるだろうと思いながら対局しています。
また、目黒川ロンチームとは、順位の近い明確なライバルであり、直接対決終了時点(残り2半荘終了時点)で目黒川ロンチームより上位でいることが、予選突破の肝になると思って戦っています。
この半荘の命題は、
1位.目黒川ロンチームより上位で終わること。
2位.あわよくばトップを取ること。
3位.欲張ると、目黒川ロンチームとトップラスを決めること。
となります。
現状、全て達成されており、素晴らしい状況にあると言えます。
②この局における和了価値
①で解説した通り、現状理想的な展開で局が進んでおり、目黒川ロンチームの親番であるこの南1局を流すことができれば、とても価値の高い和了となります。
また、目黒川ロンチームからの目線では、最悪の展開につき、この親番は全力で加点を狙ってくるため、ほぼ降りの無い局と言えるでしょう。
ましてや、相手は百戦錬磨のキヌカワプロですから、状況整理や、本半荘の命題については、しっかりと同じ認識を持っているという信頼度がありますから、中途半端な仕掛けや、適当な聴牌では、余程のことがない限り、猛烈な押し返しを受け、痛い目を見ることは容易に想像がつきます。
③最終型のイメージ
それでは、和了価値の高い本局において、どんな形が和了に1番近いでしょうか?

5対子の、小車輪一向聴です。
北や中は鳴くことも可能で、混一色であがることもできそうですが、全力で向かってくる親に対して、手牌を短くしたくはありません。
また、鳴くことで1順のツモを見ることなく、メンツ手の2向聴に戻すと言う行為は、この状況下においては、あまり取りたく無い進行だと考えています。
そのため、すぐに聴牌が入るケースでは、1m単騎も視野に、6pから切り出し、七対子を強く見て進めて行きました。

派手な捨て牌からの5巡目に、3sを引いて数牌が繋がりました。
打牌候補は、西、東(1枚切れ)、1sあたりでしょうか?
いくら西が親番の安全牌だとしても、東を切るくらいなら、西から切った方が良さそうですね。
西を切ると、
123s、44s、88s、東東、中中、北北
のメンツ手の6ブロックと、7ブロック必要な七対子を両天秤にした、6ブロックと7ブロックの天秤進行になります。
1sを切ると、
234(4)s、88s、東東、中中、北北
のメンツ手5ブロックと、7ブロック必要な七対子は、絶好の待ち(親の現物1枚切れ)である西単騎採用のリーチが打てる可能性を残した、5ブロックと7ブロックの天秤進行になります。
5ブロックと7ブロックって天秤にかけられるんですよ。不思議ですよね。
本局においては、
西単騎になった時の小車輪が、1.2.3s単騎になる小車輪よりも非常に価値が高く、メンツ手の受入ロスである4s2枚と比較しても充分に価値があると判断し、1s切りとし見事和了することができました。


見事、1つの山場である目黒川ロンチームの親番を自身の和了によって消化し、大幅なリードを持って、次局、自身の親番を迎えることができました。
次回は、南2局東家のサーフィンかとうまる回です。
※何のことかわからない人は先に動画を見てから読んでもらうことをお勧めします。
お楽しみに!

