パフォーマンス「目」に向けた作品の説明
これは作品をご覧いただく皆さんの鑑賞の手助けになるかもしれないと思って書き起こしたものになります。
起こることは本番で変わるかもしれませんが、何を考えているかが少しでも伝われば幸いです。
パフォーマンス「目」の上演に向けて
パフォーマンス「目」は観客の皆さんにかなり接触を試みるパフォーマンスとなります。
その一方でパフォーマーが自省的な行為を繰り返し、観客の皆様を置いてけぼりにしてしまうこともございます。
パフォーマーは、見えているものが本当にそうなのかを疑い始めます。何もない空間に何かがあると信じています。その一方で見えているものをまったく信用していないときもあります。
見えなくなったことで、呼吸や音を頼りにします。そこから再び目に見えるものを探し始めます。
空気とは見えていないのに、地球上には必ず存在しているものです。
その空気を見ようとしたりします。その空気が自分では認知できない、目のようなものに置き換わります。風船は目の変わりになります。
最後にはパフォーマーは目を信じなくなります。自ら目を覆います。
目を覆い、観客の手を借りながら、パフォーマーは何かを探しに去っていきます。
ほしぷろとしてはエンタメ的な作品として用意しました。しかし同時にこれは、武器輸出を緩和したり、安全神話の妄言を続ける人間たちへの、メッセージでもあります。
◯パフォーマンス中に起こること
パフォーマンス「目」では、以下のようなことが発生します。
①双方のコミュニケーションがあります
観客席の皆さんにも参加していただくようなアクトがございます。
もちろん強制的な参加ではありません。舞台上に上がるようなパフォーマンスもございません。パフォーマー星と同じような動きをしていただく時間がございます。
②風船が飛びます
パフォーマンスで風船を用います。この風船が飛んでくる可能性がございます。
コントロールができないものですので、ご了承ください。
③観客の皆さんに近づきます
眼鏡を外してのパフォーマンスを行い、皆さんの目と星の目が合うようなパフォーマンスを行います。星がかなり近づきますので、いやな方は拒否をしてください。
④言葉を発します
当初は言葉を発しないつもりでしたが、最後には言葉を発します。
「貝の火」を読んでおくことで、シーンがつながるかもしれません。読んでいなくても、目の前で何かわからないけれども必死にもがいている身体の連続にご注目ください。
ほしぷろによる宮澤賢治シリーズ
「目」
原作:宮澤賢治「貝の火」
パフォーマー:星 善之
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こんなことはどこにもあるのだ。
それをよくわかったお前は、いちばんさいわいなのだ。
目はきっとまたよくなる。
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「目」は視覚に訴えかける感覚器の一つ。世界の事象や物体を受容し、理解するための器官である。しかし、この目から得られる情報は、誰しもが同じようなものとして受け取っているわけではない。物事の理、現象の根幹の部分を見抜くことも、目が持つ役割の一つだが、時としてこの能力は狂ってしまう。しかし、目は口ほどに物をいう。目が得ている主体的な情報よりも、目が発している情報の方が、ある程度等しさを持っているのかもしれない。
シアターパフォーマンス「目」では、最初にみなさんと一緒にワークショップを行い、その後、星善之による「貝の火」をソロパフォーマンスを上演いたします。原作の言葉も借りながら、わたしたちが今見落としてしまっているもの、見落としてはいけないものについて、観客の皆様と一緒に考えていけたらと思います。
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上演日
2026年4月24日(金)19:00
2026年4月25日(土)15:00/19:00
2026年4月26日(日)11:00/15:00
会場
犀の角
(長野県上田市中央2丁目11-20)
チケット代
一般 ¥3,000
学生 ¥1,500
親子 ¥4,000
(小学生以上)
親子 ¥2,500
(未就学児)
応援 ¥5,000
主催:ほしぷろ 協力:一般社団法人シアター&アーツうえだ
問合先:hoshipro.s@gmail.com
本公演は、犀の角タイアップ公演として上演されます。
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★公演の流れ★
◯鑑賞のためのワークショップ(20分)
パフォーマンスを見るにあたっての、身体と心をほぐし、日常から開放されるようなワークショップを行います。
◯シアターパフォーマンス「目」(40分)
宮澤賢治「貝の火」をもとにしたパフォーマンスを行います。原作の言葉も使い、「見えているもの」「見えていないもの」とは何か、について、問いを投げかけます。
※本公演は未就学児もご覧いただける内容になっています。
ほしぷろとは?
演出家/パフォーマーの星善之が主宰する創作ソロユニット。創作の中心を演劇に据えた表現活動を行う。幅広い年代に楽しんでもらうため、小説や童話などを題材として取り扱い、クリエイションメンバーの個々の経験や時代の情勢を反映させ、作品を再構成し上演するスタイルを取る。過去の上演作品は「『なめとこ山の熊のことならおもしろい。』」「nur Woyzeck」「名前がカタカナの難しい人たち」などがある。第12回せんがわ劇場演劇コンクールにて「演出家賞」(星善之)、「俳優賞」(瀧澤綾音)を受賞。2026年「ガチゲキ‼︎Part3」にて「演出賞」(星善之)、「俳優賞」(三井田明日香、大橋悠太)を受賞。
予約フォーム
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