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Socca(ソッカ)/南仏ニースの郷土料理

Soccaはニースの名物ローカルフードで、ひよこ豆の粉(Besan)と塩、水、オリーブオイルを混ぜ合わせた焼いたシンプルな料理です。レストランで出されていることもありますが、屋台などでテイクアウトして食べるカジュアルな食べ物。
パンのようなものかと思って食べてみると全く違うもので驚きました!
外側がカリカリで中はふんわり。
原材料はひよこ豆なので、薄く揚げたファラフェルのようでした。

ニースでいちばん人気のSoccaのお店、
Chez THERESAのSocca
見た目はこんな感じだけどとてもおいしかった!!
こんな大きな鉄板で焼いています。
これは屋台販売のときに運ぶための自転車のようです。
実際にはこの天板を店内の窯に入れて焼いていました。

ちなみにお隣のイタリアのリグーリア州でも、ひよこ豆の粉を使った郷土料理「ファリナータ」や「パニッサ」が食べられています。
「ファリナータ」は、ひよこ豆の粉と塩、水、オリーブオイルを混ぜて鉄板で焼いたものなので、Soccaにかなり近いもの。「パニッサ」は同じ材料で揚げた料理で、一見フライドポテトのようだけれど、食べるとひよこ豆だとわかる感じ。ニースにも似たような料理が出てくることがありました。

ひよこ豆の粉を使うと知った時点で、日本で再現するのは難しいかなと思っていたのですが、今はとても便利な時代で、ネットで簡単にひよこ豆の粉が手に入りました。

ひよこ豆の粉はグルテンフリーで栄養価が高く、今後もっと広まっていくポテンシャルを感じ、おいしくて面白い食材なので、一緒にご紹介したいと思います。

いろんなフライパンで焼いてみましたが、パンケーキのように弱火でじっくりというよりも高温にすることができる鉄のフライパンなどがあれば強火で短時間焼いた方が現地に近い味に仕上がりました。

材料(直径10cm・4枚分)
ひよこ豆の粉 100g
塩 小さじ1/2
水 200ml
オリーブオイル 大さじ1
黒こしょう 適量

ひよこ豆の粉はこちらを使用しました。日本の会社!(でも原材料のひよこ豆はアメリカ産でした)
さらさらしていて香ばしく、使いやすかったです。

作り方

1. ボウルにひよこ豆の粉と塩を入れ、水を加えて泡立て器で混ぜ合わせる。

まずはひよこ豆の粉と塩だけを泡立て器でぐるぐると混ぜてダマをなくします。

水は一気に加えても大丈夫。泡立て器でぐるぐるとよく混ぜ合わせます。

2. オリーブオイルを加えて全体が均一になるまで混ぜ合わせる。

これで生地は完成。

3. フライパンにオリーブオイル大さじ1(分量外)を加えてしっかりと熱し、2.をおたま一杯分注いで、中火で表面にしっかりと焼き色がつくまで2分ほど焼く。

テフロンフライパンでも、オリーブオイルをしっかり熱してから生地を加えると、写真のようにふちがギザギザになるのですが、その方がSoccaの生地に近くなります。
焼き色がついてくるのが裏返さなくてもわかるので、焦げそうだったら火を弱めて。

4. 裏返してさらに焼き色がつくまで中火で2分ほど焼く。残りも同様に焼く。

裏返すときは縁はぼろぼろとしますが、そのままで。もう少ししっかりと焼き色をつけても。

鉄のフライパンやバーミキュラのフライパンに慣れている場合は、しっかりとフライパンを熱してからオリーブオイルを加え、煙が出てきたら弱火にして生地を加え、同様に焼き色がしっかりつくまで両面を焼いてください。さらにカリッとして現地に近い仕上がりに。

5. 器に盛り、黒こしょうをふる。

焼き立てにたっぷりの黒こしょうをふっていただいてください!


今週のテーマは「南仏ニースの郷土料理・続編」
先週に引き続き、1週間かけて前菜、スープ、メイン、パン、デザートをご紹介していきます。

(月)ひよこ豆のバジルマリネ
(火)スープ・オ・ピストゥ
(水)ソッカ  ←本日はこちら
(木)ドーブ(牛肉の赤ワイン煮)
(金)パンバニャ(ニース風サラダサンド)
(土)ティラミス

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