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hidemaro2005
ショート: しょぼすぎる……
緒藤が目を輝かせて、何を言い出すのかと思えば
「僕ら、元を正せば親戚なんだぜ」
阿藤さん、伊藤くん、宇藤くん、江藤はリアクションもなく「だから、何?」という顔をし
「まあ、先祖を辿れば、どっかこっかで繋がってるとは思うけど」
伊藤が冷静に言う。
「だとしても、僕はこの目で確かめて来たんだ」
緒藤の力説へ阿藤さんは欠伸をする。
「確かめたって、どういう意味?」左の口元だけを上げた宇藤くんがニヤリとする。
「さすが、宇藤くん。僕ね、タイムスリップしたんだよ。凄くない?僕ら……」
江藤が遮り
「そんなことのために?
……まさか、苗字に『藤』が付くから?」
「そう!江藤くんもタイムスリップしたの?」
江藤が両手で口を覆い、笑い出した。
「そうか、緒藤。お前のことは分かった」
「何が分かったの?」
不思議そうな緒藤へ
「お前が世界一しょぼいタイムスリップしたってことよ」
「しょぼいのか?」
「だってさ、Google先生に聞けば分かるだろ」
皆、優しいのでそれ以上は触れなかった。
