体と心はつながっているから【心の養生】
何年か前におこった健康ブームから、
今では健康志向も当たり前の意識になっています。
だけど、体のケアをしていても心のケアをしている人は、まだあまりいないようです。
中医学では、体と心は互いに影響し合っていると考えて両方にアプローチします。
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五臓で消化器官を指す「脾」は、「思い悩む」という感情(七情)とつながっています。
私はかつて胃が弱かったので小さいことが気になって、考えすぎて、くよくよ悩んでばかりいました。
脾が弱いと思い悩む。
思い悩みすぎると、脾は傷つけられて弱ってしまう。
心と体どちらが先でも悪循環に陥ってしまいます。
薬膳や漢方で脾の不調から脱出してからは、自然に小さなことは気にならなくなりました。
悩む回数が減ると胃が痛くなったり、もたれたりもなくなるのですから不思議なものです。
「肝」は「怒る」という感情とつながっています。
肝が弱っている人は、不満や恨みや人の失敗でイライラするなど、怒りの元となるものばかりが目についてしまいます。
しかし、怒りすぎると肝を傷つけ弱らせる。
深い悲しみが続くと「肺」が傷つけられます。
「腎」が弱るとびくびく怯えやすくなります。
だけど、
マイナスな感情がわくのは当たり前。
ただ、長引かせないように気をつけることが心の養生。
何もしない時間を作って心を休めたり、自分の好きなことやもので気分転換をしてみたり。
私もあまり考えこまないように、すぐ気分を変えたり、自分が喜ぶことに集中したりしています。
弱った五臓がマイナス感情をおこすのだから、五臓もいたわります。
くよくよさんは、まずは冷たい飲み物はやめて、温かいお茶や白湯を口にする習慣から始めてみても。
胃腸に負担をかける食事を避けて、消化の良いものをよくかんで食べる。
イライラさんは、柑橘類や香草などいい香り、好きな香りで気を巡らせて、弱った肝をサポートします。
体だけでなく心のケアも学べる中医学。
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