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「スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローリー」を観る〜「子連れ狼」の影響は

昨年11月、小池一夫原作・小島剛夕画「子連れ狼」を完読したことを書いた。4月頃からだろうか、この記事のアクセスが急に増え、どうしたことだろうかと訝っていた。

そうしたところ、六月大歌舞伎で「子連れ狼」が初舞台化されることを知った。中村獅童が拝一刀役、次男の夏幹が大五郎。そのせいかと思っていたら、5月22日に公開となった、7年ぶりの「スター・ウォーズ(以下、SW)」シリーズ新作、「マンダロリアン・アンド・グローグー」に「子連れ狼」が影響を与えていることを知った。これか! 歌舞伎とのコラボ企画もやっとる。

SWの第1作、のちにエピソード4となる作品、アメリカで大ヒットしたのに日本公開は1年待たされた。当時高校1年生の私は、公開初日に観に行ったクチである。その後は、Ep4〜6まではついていけるのだが、徐々に気持ちは離れていった。

そんな状況での新作である。普通ならば、「まっ、いいか」とパスするところ、「子連れ狼」となると「いっちょ観にいくか」となった。

舞台はエピソード6の後の時代、新共和国軍に一匹狼として雇われる賞金稼ぎ“マンダロリアン“と、その“息子“グローグーが、ジャバ・ザ・ハットの息子、ロッタを救出に向かうところから始まる。

内容は、色々なところで紹介されているので、私は「子連れ狼」との関係に絞って書く。その前に、久方ぶりのSW、よく出来た映画で十分楽しめたことを記しておく。

「子連れ狼」は、刺客業を営む拝一刀と息子大五郎の物語。拝一刀は生身の人間だが、不死身のスーパーヒーロである。様々な難敵に打ち勝つ中、大五郎との絆、協力関係、そして大五郎の成長が描かれる。まさしく本作の構造である。マンダロリアンを狙う刺客が“菅笠“をかぶっていたり、鎌の使い手との立ち回りがあったりと、“和“のテイストににゃっとしてしまう。

映画を見ながら、細かいシーンでちょっと気になったものがあった。「子連れ狼」のページを繰ってみて気がついたことを記録しておく。

不測の事態から、父と子が離れ離れになる展開がしばしば登場する。原作「其之五十二 簗打ち慕情」(第10巻〜28巻版)、一人彷徨う大五郎、川に造られた“やな場“にたどり着く。川辺で串に刺して焼かれている魚、ひもじい思いの大五郎だが手は出せない。

「其之五十七 十三絃」(11巻)。氾濫する川の中で溺れそうになる大五郎を、拝一刀が救出する。「其之八十七 死んで生きよ」(17巻)。栄養失調と風邪で衰弱する大五郎を、拝一刀が懸命に介護する。

他にもあるだろう、映画版からの影響もあるかもしれない。

「子連れ狼」とつないだのが、監督のジョン・ファヴロー。「アイアンマン」シリーズ、「ライオンキング」などを監督、俳優としても活躍している。

懐かしい顔も見た。「エイリアン」のシガニー・ウィーバー。“マンダロリアン“役は、ペドロ・パスカルだが、スーツアクターはジョン・ウェインの孫、ブレンダン・ウェインとのこと。

ディスニー+では、ドラマ・シリーズも公開されているようだが、さてどうするか



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