著…西村祐子『魔女の植物園 魔女が大切にする37の植物』
マンドラゴラ、ハシバミ、ニワトコといったファンタジー小説によく登場する植物を紹介している本。
⭐️Kindle版
⭐️文庫本版
わたしはホグワーツ魔法魔術学校から入学案内が届くのを待ち続けている人間なので、このタイトルを読んだ瞬間、「読みたい!」と思いました。
きっとこれで薬草学の授業の予習はバッチリ。
ホウキで飛ぶのは得意な人と不得意な人で分かれそうですし、おそらくわたしは後者になりそうですが、植物をすり潰したり鍋でグツグツ煮たりするなら、わたしにもきっと出来る…はず!
…と、軽い気持ちでこの本を読み始めたのですが、読者に語りかけるような文体なので非常に読みやすかったです。
たとえば、オレガノやディルといった日本のスーパーにも売られている植物が出てくるので親しみを感じましたし、
●魔女にまつわる伝承
●偉人を死に至らしめた有毒植物
●神話や文学作品に登場する植物
といった多岐に渡る内容を通じて、魔女や植物への好奇心を刺激されました。
特に興味をそそられるのは、やはりマンドラゴラ。
『ハリー・ポッター』では、「マンドレーク」という名前で登場しましたよね。
根っこが人間の形をしていて、引き抜くとこの世のものとも思えぬ叫び声をあげ、それを聞いた生き物は死んでしまう…という、なんとも恐ろしい植物です。
が、この根っこには、痛風薬、催眠薬、媚薬などなど、様々なパワーが秘められていると言われていたらしく…。
すごく気になります。
すごーく気になります。
実際のマンドラゴラと、こうした言い伝えのあるマンドラゴラには、乖離があるようですが…。
不思議すぎて気になります。
一番不思議なのは、こうした言い伝えを思いつく人間の想像力かもしれませんが。
〈こういう方におすすめ〉
「魔女」や「魔法使い」という言葉に憧れがある方。
神話や文学作品に登場する植物について興味がある方。
〈読書所要時間の目安〉
5時間〜6時間くらい。
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