「正社員」を手放し、月の半分は派遣、半分はすきなコトをする“複業生活”はじめました。
「正社員」という働き方を手放して、月の半分だけ派遣で働き、あとの半分は好きなコトをする“複業生活”をはじめました。
「正社員って、本当に幸せなのかな?」
朝、満員電車に揺られながらふとそう思った
周りはみんな当たり前のように働いている
でも、僕だけはどうしてもその“普通”に馴染めずにいる
その違和感から、僕の「複業生活」が始まった
「副業」ではなく、「複業」にした理由
正社員としての働き方が
ただ漠然と「合わない」と思っていた僕が
初めに取り組んだのは「副業」だった
会社員として働きながら、休みの日にUber Eatsの配達員に挑戦した
会社以外の場所で「個人」としてお金を得られる嬉しさを
僕はこの時初めて知った
けれど、体力的にキツかった
バイクではなく、自転車で配達
を行なっていたので尚更だと思うのだけれども
もうとにかく身を削っての仕事だった
そういうのが元々好きで
働きながらお金を稼げる「トレーニング」や「運動」
と捉えられたら少し違ったのかもしれないのだけど
その発想へ行けるまでの肉体も精神力も
当時の僕は持ち合わせていなかった
ゆえに、お金を稼げたのは本当に嬉しかったのだが
会社で疲れて帰ってきて、副業で疲れて
「僕は一体何をしているんだろう…?」
そんな気持ちになってしまった
そこから、自分が楽しみながら無理なく続けられるコト
が何か無いかと探していたら
たまたま趣味でハマって毎日のようにやっていた珈琲豆の焙煎で
友人に「その珈琲、売って欲しい」と声をかけれもらい
自家焙煎珈琲販売の機会を得た
自分が好きでやっていることで
誰かに喜んでもらえて
それでいてお金をいただけるなんて最高に幸せだなと
心の底から感じた
「働く」ということが
こんなに楽しくて嬉しいものだとは
会社員だけをしていた頃には
全く気づけなかった
しかし、今度は働く喜びを感じる度
珈琲の販売を「副業」と言われることに
猛烈に違和感を感じるようになっていった
確かに、いただいている額面だけを見たら
会社員の給料より、自家焙煎珈琲販売で得られる利益は
ガクンと低くなるため
世間一般からすると「副業」になってしまうのだろうけど
当の本人からしてみれば
仕事として1円でもいただいている以上は
本気で取り組んでいることであって
その熱量には差は無い
だから僕にとって
「本」も「副」も存在しない
どちらも本業で、大切な仕事となっていった
そのため「副業」として続けることが
どうにもこうにも嫌になってしまった
そんなとき、一度無職になり
働き方ととことん向き合った期間に見つけたのが
いくつかの仕事を組み合わせ、自分の暮らしを創っていく
「複業」という働き方だった
やりたかった働き方が「正社員」になかった
複業で生きていこうと心に決め
今年の1月に僕の地元へ夫婦で移住し、実家で暮らすかたらわら
自家焙煎珈琲の販売にもより力を注ぐため
空き家になっていた田舎の祖父宅を片付けながら
週末だけ焙煎所として使用すべく、奮闘
当初の予定では
一旦平日は以前と同じく
正社員で仕事を続けようと考えていたのだけれども
移住先で珈琲のことを面接時に話すと
正社員として「複業」を認めてくれるところが
どうにもこうにも見つからなかった
これまで正社員でしか働いたことが無かったため
それを手放すということが、本当に自分でも不安で仕方がなく
珈琲を諦めて、正社員になるべきなのかと
とても悩んだのだけれども
それこそ何をしにここへ来たんだろうか?という気持ちになり
これまで正社員として、一つの会社だけでは
自分のやりたい働き方が見つからなかったから
そもそもこうして複業をしようとしているんだよな
と改めて思い直し
ついに正社員を手放すことを決断
理想の働き方は、自らの手で創っていこうと決意し
月の半分だけ派遣で働き、あとの半分は好きなコトをする
この“複業生活”をはじめました
正社員の「安定」が、僕にとっては不安定だった
正直、これまで正社員しかやってこなかったため
毎月給与が振り込まれる「安定」が無くなるのは怖かった
また、よっぽどのことをやらかさない限り解雇はされず
雇用契約が約束されている正社員の「安定」が無くなることも怖かった
しかしその反面「一つの場所からしか給与がもらえない」
ということに対して、とても不安定さを感じていた
嫌だ嫌だと文句を言いながらも
ずっと正社員としての働き方を手放せなかった理由もここにある
この仕事を断ってしまったら、この給与を丸々全部失うことになる
それでは生活ができなくなってしまう
そう思うと怖くて
ただただ会社の言うことを聞くしか出来なかった
だけどこれが例えば
5万円の仕事4つで成り立っている生活だったらどうだろう?
4つのうち1つが、心身共にどうしても嫌になったら
1つ手放し、また5万円の仕事を新たに1つ作ればいい
そんな風に考えたら、ふっと心が軽くなった
正社員として働いている間
僕の心はずっと不安定だった
自分で選び、決断できないことばかりで
我慢、我慢と毎日思っていたけれど
具体的にその我慢がどこへ繋がっているのか
自分でもわからなかった
本当は会社が嫌というより
その“状況”が嫌なだけだったのかもしれない
毎日「会社が嫌だ」と言っている自分にも
だんだん嫌気がさしていった
月の半分だけ派遣で働き、あとの半分は好きなコトをする
派遣でいただける給与はある程度、決まった金額がいただけるけれど
好きなコトは個人事業となるため、とても波がある
(実際の売上額や、その月の心情はこちらで赤裸々に語っております↓)
だけど、今の方が
正社員をしていた時よりずっとずっと
心が安定している自分がいる
自分で選んで、決断できる生活は
僕の心を穏やかにしてくれる
僕はこちらの「安定」と
これからの人生は、生きていきたい
「暮らし」を仕事にしていく
働いているのだけれども、良い意味で働いている実感がない
もはや仕事が「暮らし」そのもの
そんな働き方を、今後は目指していきたいと企んでいる
今書いているエッセイもそう
週末に焙煎している珈琲もそう
もうすでに、僕がやりたくてやっているコトなので
働いている実感は、正直あまりない
これが複業の柱として定着していってくれたら
僕は定年退職なんて死んでもしたくない
死ぬまで現役で働き続け
この仕事と共に、ほのぼの暮らしていきたい
その他にも今後は
畑で野菜を育てることや
ご近所さんの御用聞きなんかの仕事も
積極的に日常の中に取り込んでいき
現金にて、その対価をいただくのではなく
物物交換や、物とスキル交換
といった形を実現していきたいと考えている
そうすることで、同じような考え・想いの方々と
もっともっと一緒に楽しい時間を共有し合い
繋がりを育みながら暮らしていけるのではないかと
本気で考えている
もし今の働き方に少しでも違和感がある方が、これを読んでくださり
「こんな働き方もありかもな〜」と思っていただけたら
これほど嬉しいことはない
1・2年そこらですぐに
パッと実現できることではないかもしれないけれど
僕はこの暮らしを、一つ一つ紡いでいこうと思う
