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忘れたふりをしていた感情が、昔の曲でリアルに蘇った話

きっかけはYouTubeのおすすめ動画だった

先日、YouTubeのシンクポッドという番組で、窪塚洋介さんがゲスト出演している回を見ました。

「お金のブロック」を外したら運気が変わったという話で、興味深い内容でした。

窪塚さんは、飾らずに本音で生きている人だと思います

素敵な歳の取り方をしていますよね。

渋さが出て、さらにかっこよくなった気がします。

私と同世代(30代後半〜40代)の方にとって、影響を受けた俳優のひとりではないでしょうか。

動画を見終えたあと、YouTubeのおすすめ欄に表示されたのが

【黒夢「NEEDLESS 2026」Music Video】でした。

(IWGPとの関連でおすすめに出てきたのかな?)

懐かしい曲のタイトルを見て、何気なくクリック。

流れてきたNeedlessを聴いた瞬間、歌詞の内容が当時の感情とそのまま重なり、何とも言えない感情がこみ上げてきました。

まさか、中学生の頃のあの複雑な感情が、こんな形で蘇ってくるなんて


貧しさといじめ、押さえつけていた反動

その感情の正体を辿っていくと、中学時代の記憶に行き着きます。

以前の記事にも書きましたが、私は貧しい家庭環境で育ち、幼少期から嫌な経験を重ねてきました。

小学生の頃はいじめにも遭い、目立たないようおとなしく過ごす日々を送っていました。

ところが中学に入ると、それまで押さえつけていた反動が出てしまいます

当時の家族関係(両親のこと)のゴタゴタも重なり、思春期の私は自分でもコントロールがきかなくなっていきました。

学生生活は、マンガに出てくるような荒れたものに変わっていったのです。


先輩後輩の縦社会と、理不尽な毎日

中学になると急に先輩後輩という縦社会に変わり、何かと押さえつけられる毎日が始まりました。

生意気だと先輩や他校の不良たちに絡まれ、呼び出されたり、街に出れば因縁つけられて殴られることも日常茶飯事でした。

(もちろん私自身に悪い面があったのも事実です)

学校では体罰も当たり前でした。

一度、全校生徒と保護者が集まる場で、私たちのグループ全員が先生から蹴られ、大ごとになったこともあります。

遅刻をした私たちにも非はありましたが、それ以外にもその教師からはかなり理不尽なことで怒られることが多かったです

貧しい家庭環境だったこともあり、中学になってからは絶対にいじめられたくないという思いが強くなり、レールを外れてしまいましたね。

そのせいでさまざまなトラブルが起き、ずっと曇り空のような景色の中にいたと思います。

(住んでいた街自体、あまり治安が良くなかったのも大きかったと思います)


音楽だけが逃げ場だった

そんな荒れた日々の中で、唯一の逃げ場になっていたのが音楽でした

その中でも黒夢というバンドは、当時の私にとって大きな存在でした。

ちょうどこの頃、黒夢が【Drug TReatment】というアルバムを発表します。

収録されている【Needless】という曲は、当時の私の感情がそのまま音になったような一曲でした

「夢をごまかして〜」という部分に、暴力を振るう教師の姿が重なりました。

本当は他にやりたいことがあったのに、仕方なく教師を続けているように見えたからです。

毎日イライラしていて、どこか人を見下したような態度

こんな大人にはなりたくないな、と中学生ながらに思っていました。

バンドを始めたのもこの頃で、最初にコピーしたのは黒夢の「Miss moonlight」でした。

ちなみに「少年」からすっかり「中年」になってしまった今でも、ベースを弾いています。

そういえば【Drug TReatment】のツアーで、お年玉をおろして仲間と日本武道館まで黒夢を見に行きました。

あの日のことは、鮮明に覚えています。

音楽は昔から自分にとって欠かせないもので、幅広いジャンルを聴いてきました。

黒夢を聴いていた頃は、清春さんのラジオ(FMフジ)も毎週欠かさず聴いていたほどです。

それなのに、いつの間にかすっかり忘れていて、今回の動画で当時のことを思い出しました。

そんな青春時代と結びついた曲だからこそ、今回のように不意に耳にしたとき、感情がここまで強く蘇ってきたのだと思います


今、あの頃の曲を聴くと

懐メロを聴いて当時のことを思い出す、という経験は誰にでもあると思います。

多くの場合、思い出に浸りたくて自分から曲を選んでいるのではないでしょうか

でも今回は違いました。

自分で選んだわけではなく、おすすめ動画で何気なくクリックした先から、あの頃の感情がリアルに蘇ってきたのです。

特に私にとって中学から高校までの期間は思い出すのが苦痛なくらいだったので、忘れたふりをしていたのかもしれません

実際には自分の奥底に、あの頃の感情がずっと残っていたのだと思います。

もし今、自分と向き合う時間を作っている方がいたら、あの頃よく聴いていた曲を、久しぶりに流してみるのもいいかもしれません。

忘れていたはずの感情が、思わぬ形で蘇ってくることがあります。

同じような経験をしている方は、きっと他にもいるでしょう。

皆さんは、昔よく聴いていた曲を今聴いたら、どんな感情が蘇ってきそうですか?


追記:セルフカバー版で、涙が出そうになった話

今回、なぜあれほど感情が蘇ったのか、書きながらも考えていました。

同じ黒夢の曲でも、「BEAMS」を聴いたときはこんな感情にはなりません。

黒夢後期の、あの独特な空気感が、当時の荒んだ中学時代とちょうど重なっていたのかもしれません

この【Needless】は2026年にセルフカバーされていて、それがおすすめ動画に出てきた理由だったようです。

セルフカバー版のMVには教室や割れた窓ガラスが映っていて、見ていて涙が出そうになるくらい当時の感情がこみ上げてきました

(正直言うと少し涙がこぼれていました)

90年代の曲は、今聴いてもやっぱりいいですね。

CDコンポやウォークマンで聴いていた時代が懐かしい。

本音BASE リョウ

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