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イスタンブール・グランドバザールの客引き兄さんたち

2026年の黄金週間、娘と2人、イスタンブールに行ってきました。
このマガジンでは、正味5日間のイスタンブール滞在で見たもの、感じたことを綴ります。

 

はい、イスタンブール観光ですから、名所であってお土産の宝庫でもあるグランドバザールにももちろん行きました。

ここはもう、バザールっていうのか、商店街っていうのか、テーマパークっていうのか、とにかくギンギラギンのカオスです。

入口のひとつ
1481年なんてかいてあるぞよ
イスタンブール恐るべし
やはり国旗はあちこちに
どうだ、といわんばかりの量
イズミック陶器・コーヒーグッズ・ランプなどなど
これでもか!って装飾のお皿たち
キリム絨毯のお店
素敵だけど高いです
熱した砂の上でコーヒーを煮だしている
何故に楽天?
さすがシーシャの国
十字軍とイスラム軍が戦っているっぽい
ところどころに古めかしい水道がある


まず、客引きがスゴイです。
アジア人と見ると、「ニーハオ、アニョハセヨ、こんにちは!」
どれか当たるってわけか。
昔はきっと「こんにちは」だけだったんだろうけれど、
この順番で旅行者の数が知れるってもの。
やっぱりどうしても「こんにちは」にはぴくっと反応してしまう。
すると今度は
「トーキョー?オーサカ?」という。

言わなきゃいいのに私もまたつい、
「トーキョー!」
って言っちゃう。

そうすると始まる始まる。
「ワタシ、トーキョー、イッタコトアルヨ。」
「ロッポンギ、イイネ」

「ワタシのオニイサン、ニッポンスンデルヨ」

「スカーフ、オサラ、イッパイアルヨ、ヤスイヨ」

絨毯屋ではずいぶんと日本語の流暢な客引きにあう。
「ジュウタン、全部手づくりの本物だよ。」
「いやいや、お金ないから。」
「サンマンエンぐらいからあるよ。
アナタ、焼肉叙々苑行くことあるでしょ。一回叙々苑行けばそのくらいでしょ。」
笑笑笑笑


店頭で客引きをしているこのお兄さんたちは、たいてい若者だ。
商品に興味が出ても、たいてい値札が付いていないので
これ、いくら?と聞くと
「ボスに聞いてきます」
と言って店の中に入っていく。
するとボスがやってきて、
「うーん、ほんとは400₤だけど、日本人だから300₤にしとくよ。」と言う。
「え?高いな。さっきのお店はもっと安かったよ。」
「うーん、じゃあ250₤」
ほとんどの商品の値段は交渉次第だ。

素敵なキリム柄のクッションカバーがあった。
聞けば400₤、いいじゃない、買っていこう。

レジまで持っていって広げると、
本来四隅についているタッセルのうち、2つがちぎれてとれてしまっている。
するとボス、
「あ、これね、これはどうせすぐにとれちゃうの。
だから、初めから残りの二つも取っちゃったらいいよ。」

この適当さ、実は結構すき。

まあ、こんな感じのグランドバザールですが、他のイスタンブールの史跡同様、その歴史は侮れない。
入口の門にも書いてあった通り、創設は15世紀、オスマン帝国初代皇帝メフメット2世の号令で作られたという。
彼らの交渉術も600年にわたって培ってきたものなのだ。


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