四国三日目 面河川 石鎚 瓶ヶ森UFOライン 剣山
8月14日 314km

帰るルートは石鎚と剣山をつなぐ
飲みすぎたか朝起きたら頭が痛い。しかし深く寝たのは確か。
昨晩の楽しかった時間に、K先生に感謝の気持ちを抱く。
さて、今日は一路大阪へ帰る。四国の山、石鎚山と剣山を通って帰ることにする。
四国は徳島から出ることになるので、そこ出身の知人に連絡をしてみる。職業訓練校(日本語教師養成コース)からの付き合いだから徳島以外のところでしか会ったことがないが連絡はついてなんと今は徳島で働いているという。じゃあ夕飯でも食べようかというといささかあきれた感じで答えてくる。あれこれやりとりして阿波踊りの真っ最中なことがわかった。ホテルも一泊30,000円以上だ。どうやら食事も、バイクを止めるのも大変らしい。これでは約束はできないとして近づいたらまた連絡するぐらいにしておく。
石鎚に向かう
さて出発だ。松山市からまっすぐ南に進む。やがてすぐに上りになり山に向かっていく。四国の印象はほとんどが山で、よく聞く都市の名前は確かに平野だけれどその面積はあまり広くなく、すぐに川に沿って山に上がっていくという印象がある。
方向としては標識や案内板に石鎚と書いてあるところに向かうというシンプルな方法だ。道の駅「天空の郷・さんさん」というところで小休止をし巻きずしで少し腹を埋める。そこからすぐ左に折れて県道12号線(西条久万線)を進んでいく。

美しい面河川
しばらく走ると読めない「面河川」というとても美しい川と長く並走していくことになる。なんて読むんだろうといろいろ想像しながら走るが、もう我慢できなくなって途中で止まって調べてみる。「おもごがわ」と読むらしい。仁淀川といい面河川といいなんて美しい川だと思っていたら、同じ川で高知と愛媛で読み方が変わるということもわかる。ああ吉野川と紀ノ川のような関係かといつも走る奈良と和歌山の川を思い浮かべると腑に落ちる。
さてその面河川に沿って走る幸せを十分に感じながら高度を上げていく。




土小屋
面河渓の途中まで進むが、時間のことを考え引き返し再び12号線に戻るもそこからは「石鎚スカイライン」という名前も加わる。ここからがこの日の最初のハイライトが長く続く。走りやすく楽しい山道だ。限りないワインディングを繰り返しやがて土小屋という開けた場所に到着。バイクも車も結構止まっている。モンベルの運営するテラスもあるので登山口だということがわかる。ここでしばし小休憩し何か腹に入れようかと思うも、おなかが全然空いていないことがわかる。そのまま先に進む。


瓶ヶ森 UFOライン
やがて町道瓶ヶ森線という表示が出てくる。読み方がまた難しい。「かめがもり」と読む。
そこからは尾根のすぐ下をなぞるような道が続き、今まで見たことがない光景が続く。UFOラインと呼ばれているところだが、ほぼ尾根沿いに走るので視界が開けた長い距離を湾曲しながら走っていく。目の前の谷の先に山々が連なっているが、その連なりを長い時間目にしながら走ることになる。雲がかかってはいたが視界は開けていたのでその光景に胸が熱くなる。







巨石の詰まった川
その光景が終わると谷間に下りていき一気に高度を下げる。フォークの先がいくつもあるような極端なつづら折りのヘアピンカーブを何度もこなして下りていく。
川も川というより大きな岩が詰まっていてその隙間を水が流れているような迫力がある。そうかと思えば細かった吉野川がいきなり川幅が広くなり湖というと大げさかもしれないがそう思うほどの大河になる。それを過ぎたところで439号線に入る。山の中であるのは変わらないが久しぶりに上がり下がりのないところをしばらく走り続ける。




美しい吉野川沿いに走るのだが、途中これも読み方が難しい大歩危(おおぼけ)で吉野川を渡り再び高度を上げていく。剣山に向かう道となる。細い川で祖谷渓という美しい川沿いに走る。四国を走っていて幸せだと感じる時間となる。そういえば途中でかかしの小学校というところを過ぎたが、結構車も止まっていたので見どころのスポットだったかもしれないが、通り沿いのかかしを見るだけでそのまま通り過ぎてしまった。

高度の上げ方はかなり急で剣山の登山口までたどり着く。雲がかなりかかり視界は悪かったのは残念だった。そこから438号になり高度をまた一気に下げていくのだがそれはカーブの連続と同義で楽しく下りていく。




途中で徳島の友人からはキャンセルの部屋が出たところが相場の半額以下になったと聞いてその部屋をとってもらい、徳島の中心部アルファホテルにたどり着く。
ひと汗流して友人と合流する。街はにぎやかで大通りは通行止めになっていて観覧席が左右に階段状に設けられている。そのエリアは有料なので入ることはできない。
アーケードから抜けたところに居酒屋が集まっている通りも人が多い。そのうちの一軒に何とか入れた。
さて再び活気にあふれた街の中に出ていく。阿波踊りは何か所かクローズのエリアで見ることになるが、オープンな場所でもパレードのように一つのグループごとに踊りを見られるようになっている。交差点では円形に人が囲み踊りを続ける組もいる。
鳴り物はすべて組ごとに自らの打ち鳴らすものなので大音量に耳が圧倒されるということではなく、自然に踊りのリズムにこちらものってくる。
街の中心部を流れる新町川を何度もわたり、徳島の阿波踊りを楽しんだ。




