第22回Mt.富士ヒルクライム シルバーへの道
はじめてnoteを書きます。
お時間がありましたらお付き合い下さい。
2025年ブロンズから2026年シルバーへ
第22回富士ヒルクライムまでの道のり
はじめまして
MACHAです。
49歳のごく普通のサラリーマンです。
2026年6月7日
第22回富士ヒルクライムで74分12秒。

念願だったシルバーリングを獲得することができました。
でも、この結果は決して1日で手に入ったものではありません。
2025年、私はシルバー獲得を目標に1年間トレーニングを積み重ねました。
結果は84分05秒。
序盤でオーバーペースになり、目標には届かず、手にしたのはブロンズリングでした。
もちろん悔しかったです。
しかし、GBtL第3期メンバーとして過ごした時間は本当に楽しく、充実していました。
「Go Beyond the Limits!」
その言葉を胸に、私は翌年のリベンジを誓いました。
2025年春〜冬 まずは土台作り
富士ヒル2日後からトレーニングを再開しました。
主な練習はZwift。
派手なインターバルよりも、
・SST
・Z2ロングライド
を中心に積み重ねました。
今振り返ると、この地味な積み重ねが最も大きかったと思います。
FTP向上だけを追うのではなく、「長時間踏み続けられる身体」を作ることを意識しました。
冬にはシクロクロスデビューをしました。

ロードバイクとは違う刺激が入り、心肺やバイクコントロールの面でも良い経験になりました。
遺伝子分析で見えた自分の強みと弱み
2026年1月に、私は遺伝子分析を受けました。

結果は、
・ACTN3 XX型
・ACE I/D型
・PPARGC1A S/S型
でした。
簡単に言うと、「短時間高出力で勝負するスプリンタータイプではなく、持久力を伸ばしていくエンデュランスタイプ」ということです。
最初は少し意外でした。
FTPを上げるには「とにかく高強度をやれば強くなる」と思っていたからです。
しかし分析結果を見ると、私の場合はVO2Maxや短時間高強度を中心にするよりも、
・Z2
・Tempo
・SST
といった持続系トレーニングを積み重ねた方が能力を伸ばしやすいことが分かりました。
そこで2026年シーズンは、「FTPを上げること」
だけではなく、「高い出力を長く維持できる身体を作ること」をテーマにトレーニングを組み立てました。
結果として、
・SST
・Over-Under
・Z2ロング
を軸にした練習へと変わっていきました。
今振り返ると、この方向転換がシルバー獲得への大きな転機だったと思います。
減量への挑戦
2026年1月から本格的に減量を開始。
63kg台でしたので、62.5kgを目標に無理のない減量をしました。
減量とともに体脂肪率も減り10.5%〜11%をキープしました。
朝食をオートミール中心へ変更し、無理のない範囲で継続しました。
ヒルクライムはパワーだけでなくパワーウェイトレシオ。
「軽くなることもトレーニング」
だと改めて実感しました。
春 ハルヒルで見えた課題
2026年5月。
ハルヒルで48分21秒。

前年より19秒短縮しました。
12km地点までは48分切りペース。
しかし終盤で失速。
そこで気付いたのが、
「最後まで踏み続ける持久力が足りない」
ということでした。
この経験から富士ヒルまでは、終盤まで出力を維持する練習を増やしました。
富士ヒル直前期に行ったトレーニング
私が特に力を入れたのはSSTでした。
SST下限60分
FTPの88〜90%程度で60分間維持。
富士ヒル本番を意識した練習です。
SST中央値20分×2〜3本
20分走を複数本。
1本目より2本目。
2本目より3本目。
疲れてからも踏めるよう意識しました。
Over-Under
FTP付近とSSTを繰り返す練習。
レース中の勾配変化やペース変化への対応力向上を狙いました。
ビルドアップ
最後に少しずつ出力を上げる練習。
ハルヒルで感じた「終盤の弱さ」を克服するためです。
ウェイトトレーニング
(2025年6月〜2026年1月に週一ペース)
・スクワット
・デッドリフト
・レッグカール
を中心に実施。
ロードバイクの練習だけでなく、身体全体の土台作りにも取り組みました。
これらの練習はすべて、遺伝子分析結果を参考に組み立てました。
私は短時間の爆発力で勝負するタイプではありません。
だからこそ、「長く踏み続ける力」を伸ばすことに集中しました。
実際に富士ヒル本番でも、序盤から飛ばして逃げるのではなく、一定ペースを刻み続ける走り方が結果につながりました。
自分の才能を知り、自分に合ったトレーニングを選ぶ。
これも富士ヒル攻略の大切な要素だと感じています。
ビオレーサードリームチーム
ありがたいことにビオレーサードリームチームに選出していただきました。


この経験は私にとって大きな財産です。
同じ目標を持つ仲間とDiscordのボイチャで練習し、励まし合い、情報交換し、一緒に成長する。
一人では辿り着けなかった場所に連れて行ってもらいました。
第22回富士ヒルクライム本番
スタート前。
正直、ものすごい不安でした。
情緒不安定だったのか、駐車場から北麓公園へ向かう際、急に涙が出て止まらなくなりました。
ここまで積み上げてきたものが本当に結果につながるのか。
しかし走り始めると仲間たちの存在がありました。
一人ではありませんでした。
仲間と声を掛け合いながら進み、苦しい時間を乗り越え、ゴールラインを越えた瞬間。
74分12秒。
シルバーリング獲得。
歓喜の涙が出ました。

スタート前の涙と、ゴール後の涙。
どちらも忘れることはありません。
家族への感謝
練習時間を作らせてくれた家族。
応援してくれた仲間。
SNSで励ましてくれた皆さん。
本当にありがとうございました。
今年のシルバーリングは、一人では絶対に獲得できませんでした。
妻との会話
大会後、妻にこう言いました。
「今年のシルバーは仲間に助けてもらったシルバーだった。だから来年は助ける側になってシルバーを獲りたい。」
すると妻は笑いながら、
「じゃあまた頑張らないとね。トレーニングしてもいいけど、人間ドックの再検査は必ず行ってよ!」
と言ってくれました。
2027年へ
2026年富士ヒルが終わった1週間後からトレーニングを再開しました。
ウェイトトレーニング。
ZwiftでOver-Under、SST、ビルドアップ。
目標はただ一つ。
『今年より強くなること』
そして来年は、
74分トレインを自ら引っ張れる脚力になること。
2026年の自分を超えるために、2027年プロジェクトをスタートしました。
おわりに
私は富士山が好きです。
景色が好きです。
登った達成感が好きです。
そして何より、
そこに集まる目標に達成に向け日々積み上げている仲間たちが好きです。
だからまた来年も富士山へ行きます。
