フィンランドの森で野生のベリー摘み|エスポーで味わう北欧の夏①

こんにちは、南仏の田舎在住のSAPOです。
8月の3歳子連れフィンランド旅を
数回に分けてお届けします。
👇デザイナー×ママ目線で
3歳とのフィンランド旅をまとめた記事

Finland / Espoo🇫🇮
“夏になったらベリーを摘みに”
フランスに住むようになって、
度々聞かれる初夏の挨拶。
「バカンスはどこに行くの?」
——Je vais en Finlande!🇫🇮
多くの子連れが目的とする
「ラップランドのサンタ」も、
「ムーミンワールド」も旅程にいれず
森で野生のベリーを摘み、
湖畔でバーベキューをしてみたくて
3歳児を連れてフィンランドを訪れた。
(ガイドやツアーなしで、chatgpt頼りに)

フィンランドへ募る気持ち
10代の頃から梨木香歩作品に
影響されてきた私にとって、
「ヨーロッパの森」というのは憧れの世界だ。

現在も新潮社の広報誌「波」にて
フィンランドを舞台にした新作
「猫ヤナギ芽吹く」が連載されている。
読み進めていくほど、
フィンランドの自然への憧れが募っていった。
話をベリーに戻そう。
フィンランドでは「自然享受権」により、
誰もが森でベリーを摘むことができる。
(無論、私有地は含まない)
ビルベリー(ブルーベリーの原生種)をはじめ、
リンゴンベリー、クラウドベリー・・
野生のベリーを摘めるなんて、夢のよう!

👇TRANSITに詳しく書いてあるので必読。
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EspooのLuukki公園へ
ヘルシンキ中央駅からバスに乗り1時間。
広大な森と湖の自然保護区、
エスポーの「ルーッキ公園」へ。


同じバスに乗っていたマダムは、
素敵なカゴを持っていた。多分きのこ狩り。
森への期待が高まる。

Luukki公園に降り立つと、
朝日に光る湖面が反射して、
木の葉がきらきらと輝く。
現実か?夢でないのか?美しい世界。

トウヒやマツといった針葉樹の中に
白樺も混じって、フィンランドみを感じる。
南仏の太陽で干からびた体に、
心地良い湿度とフィトンチッドが沁み入る。
(日本と比べたら低湿度に違いないけれど!)
もう、リラックスしてるのか興奮してるのか。

念願の野生のベリーたち

バス停から歩いてすぐの遊歩道をゆけば、
朝日に照らされた灌木が光って、
茂みの中に念願のビルベリーが!

登っていくほど目に留まる青紫色の粒。
ヨーロッパ原生種であるビルベリーは
市販のブルーベリーより二まわりほど小さく、
口に含めばきゅっと甘酸っぱい。
汁が赤く、摘んでいると手が真っ赤に。


リンゴンベリーは生食ではかなり酸っぱい。
でも、思ったよりもやわらかい。
コンフィチュールにするのがいいだろう。
前日のステーキに、ソースとしてかかっていた。

感動しすぎてひたすら無言で摘み続ける。
3歳児は言わずもがな。

あなた森の人?一心不乱にかき集めている。
タッパーいっぱいのベリーたち。


森と生きる、
フィンランドの暮らし

同行してくれた友人も呆れるほど
無我夢中で摘んだのだが、
ヘルシンキで同じバス停を降りた、
前述とは別のマダムは、
なんと大きなバケツを持っていた。
きっとこの中にベリーが満杯なんだろう。
もう片手にはキノコのカゴ。

すれ違ったおじさんが思わず
「たくさん採れましたね」
と(いうようなことを、多分)声をかけ、
彼女もにっこりと微笑む。
フィンランドの人々のそばには、
いつも森があることを感じられた。

こうしてタッパーいっぱいに摘んだベリーは
ジャムになりましたとさ。
楽しみを未来に仕込める幸せ。



リンゴンベリーがもっとあれば!
しばらくフィンランド投稿が続きます🇫🇮
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