デスカフェ
過日は、法事の後にデスカフェを開催し、今回は7名の方にご参加いただきました。デスカフェでは毎回、ラウンド1・ラウンド2の二つの問いを通して対話を深めています。今回のテーマは「時間」。日常とは異なる“限られた時間”を想定しながら、どのように考えるかを皆さんと共有しました。
■ ラウンド1
「あなたの大切な方がステージⅣで、余命一年と宣告されました。その方は『抗がん剤治療をして闘いたい』と言っています。あなたはどうしますか。支えるなら、どう支えますか。」
参加者の皆さんは、それぞれ大切な方を思い浮かべながら、非常に具体的に考えてくださいました。 抗がん剤治療にはリスクや痛みが伴うことを踏まえつつも、「本人が望むなら、その意思を尊重したい」という意見が多く聞かれました。
また、「なぜ闘いたいと思うのか、その理由を丁寧に聞きたい」という声もあり、本人の価値観や背景を理解することの大切さが共有されました。
■ ラウンド2
「あなた自身がステージⅣで余命一年と告げられました。あなたは、どう過ごしたいと大切な人に伝えますか。」
この問いは、人生のステージによって答えが大きく変わります。 子育て中の方、家族構成が異なる方、仕事や役割を持つ方など、それぞれの状況によって「残された時間の使い方」が違うことが印象的でした。
私自身は、子どもの就学や寺院継承の問題があり、今すぐ旅立てる環境ではありません。そのため、できる限り生きようとするのではないかと感じています。 仏教的に見れば、これも「生への執着」なのだろうと、改めて考えさせられました。
■ チェックアウト
最後のチェックアウトでは、「普段考えないことを考えた」「自分の価値観を見つめ直す時間になった」といった感想が多く、皆さんにとって深い対話の場になったようです。
来月もデスカフェを開催する予定です。日程が決まり次第、ホームページに掲載いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
