尖山の夏椿峠を登る!2025.5.7.晴れ
尖山…にまずは登るまで
朝方は雨模様からの一転して晴れに!気温は富山市内で19度くらい。
近場で初心者でも登りやすいところで…ということで、今回夫が選んでくれた尖山🔼
私のお友達が登山を始めて、尖山によく登りにいく…と聞いていて。頂上からの見晴らしがいいとも聞いていたのでワクワク♪
その日のスタートはまず…ワークマンプラスで私の登山用パンツを買いに行くところからでした😀
まだちゃんとした装備がそろってないんだよなー。義母からお下がりで、モンベルのシャツやTシャツとか頂いて、そのあたりでなんとかなってるけど…テンション上がる自分好みの着るもの欲しいw
今回ワークマンで購入したのは2,900円の黒いパンツと、そのうち使うであろう、Mサイズのカッパ。こちらも2,900円のもの。パンツは購入してそのまま履いて山に向かいました。リーズナブルだなー😳あ、ちなみに夫に買ってもらいましたー!!
そこから車で45分くらいかな?尖山の登山口に到着。
登山口にはちゃんと駐車場がある!山側に4台分。そして、道路挟んで向かい側には、富山地鉄の単線で無人の横江駅の駐車場があって…そこにも停めれるのかな?10台くらいは停めれたはず。駅側の駐車場にはトイレもあって、登山後にお世話になりました👌

この駐車場を出発したのが朝10時頃。ほんと晴れてきてよかった!!
駐車場から少し上がると何軒か民家があって。登山口沿いにある民家の一角に、割と新しめの布袋さんっぽいお地蔵さんが祭られている。その脇から山からの湧き水?塩ビ管がどこからか伸びてきていて、ガンガン水が流れ出してる!
もう登って降りてきたであろう70代後半くらいの細身の女性が、その水で靴を洗っているのを見て…しかも、ブラシまで置いてある!?新参者の私と夫は「そんなとこで靴洗っていいの?!ってか、この民家の方なのかな?」とか思いつつ、その女性と挨拶をかわしつつ登山口へ。
登る前に…と、改めてヤマップで夫とルートを確認してみると、登山口から一周できるコースがあるみたいだった。
往復で違う景色に出会える方が楽しいので、そのルートを頭に入れて歩き出したところで、今度は長靴をはいたスラっと長身の女性とすれ違う。
前日が雨だったので、足元が悪いのかもしれん…とは思っていたけど、この日は長靴で登山していた人とすれ違うことが多かったなぁ。
まぁ実際、登り始めてみたら長靴にも納得な状況だったけど。…ってことは、長靴の方はきっと登り慣れてる方なんだな、と。
尖山『夏椿峠』のルートへ
登山口から15分くらい上がったところで、『夏椿峠→』と書かれた看板を発見!
一周できるルートなら、この登りっぽいところから行った方がいいんじゃない?!(帰りがキツイ下りになるのは足に負担がかかるからイヤなので)ということで、何の迷いもなく登り始めた夫と私。
やっぱり前日の雨の影響で、落ち葉がふんだんに水を吸っていたので、早速、滑りやすかったり足が沈みやすかったりと、足元は悪い。
一歩ずつ確実に踏みしめて気を付けながら進んでいくからか、肩から首にかけて緊張してたなー!そんな中、夫は私の前を、クモの巣を払いながら歩いてくれていました😘
上りもあるし、下りもある。ちょっと石がゴロゴロしてくる道になると、トレッキングシューズの偉大さを思い知ったりして。スニーカーみたいにつま先が柔らかいと、山道の斜面を登るにはやっぱり不適切というか…。つま先に力が乗りやすいのって大事なんだなと実感した。
さて、人一人がやっと通れるくらいの道幅で、なかなかの険しさになってくる道。両側はうっそうとしてきてて、この時期はすでに上手になっているウグイスの鳴き声を聞きつつ…「えー…この道をさっきのご年配の方が登ってきたとは思えんよね…。ってことは、ルート違うところから登ってらっしゃるんやろねぇ…」って呑気に考えてましたよ…。
途中で頂上ではない、『展望台』の看板を見つけて行ってみるも…木のせいで何も見えん!!(笑)

割と斜面がキツクなってきたので、息が上がるのが早くなってくるワタクシ。ところどころで休憩しながら、心拍が落ち着くのを待ってまた出発!という状況でした。
どんどん道は険しくなってきて…落ち葉と土の足元だったのが、石と岩がゴロつく地面に変わってきて…木と木を結んで黄色と黒のしっかりしたロープも貼られだして…傾斜もさらにキツクなってきて…夫と顔を見合わせて、「これで初心者の山?!」って笑うしかなくなってくるという(笑)

途中で、夫が持ってきてくれてた薄手の手袋をはめて、地面に張り出してきてる根っこやら、ちょっとした岩やらに噛り付くような姿勢で登りましたよ🤣
またこのロープ、頼り切るには頼りなくて、完全に頼ってしまうとロープに振り回されて姿勢を崩すので逆に危ない!!という状態に。
なので、しっかり張られていて緩みの少ないところで、片手は根っこ、片手はロープ…という感じで頼らせてもらいました。ちょっと子供心が出てきちゃって面白くなってきてたけど(笑)
お?!終わりが見えてきたんちゃう?!と、キツイ傾斜を登り切ったところで、整備された階段がある道に合流!!さすがに「おおー✨」と夫と喜んでたら、ちょうど整備された階段を降りてこられたガタイのいいおじさまがお一人。
挨拶を交わすと、何気なくお話してくださって…そのお話しぶりから察するに、ベテランさんですよ。身長180cm近くて、体重もしっかりありそうで、ところどころ歯が抜けてる、なんとも印象深いおじさまでした。
(おじさまが着ていた『とんがりやま』って書かれた青いTシャツが気になったわ!!)
そのおじさまが教えてくれたことが…
◆私たちが上がってきた夏椿峠は、有志が普通の登山道では物足りないかもしれないから…と遊び心満載で作った道らしい
◆峠の途中、傾斜が険しくなってきたところで鬱蒼としているところに熊の住処があるらしい(後になって震える案件w)
◆こんな低山だけど、ときどき遭難者が出る
◆夏椿峠で滑落する人もいる
◆こんな低山でケガしたとか言いたくない…という登山愛好家のサガ(笑)
◆GWは家族連れでいっぱいだった
そして、あとでFacebookに投稿してみると、コメントくださったご経験者もおられて…改めて、夏椿峠でケガせんでよかったわぁ…と、安堵したのでした🤣

尖山!頂上に到着!
さて、おじさまとおしゃべりした通り、本ルートの階段を登っていくと、間もなく頂上!ということで、スタートしてから1.5時間ほどで頂上に到着しました!

『富山100名山』の本にも記載があるように、確かに頂上には少しスペースがあって、ベンチが4脚設置されています。どれくらいの広さかなー。直径8mくらい??の円形な空間。そして、約360度見渡せる眺望がある!
看板が立てられていて、頂上から見える山が何山なのかが分かるようになっていました。
そして、頂上で出会ったのは、スタートのあたりで挨拶を交わしていた、花をカメラで撮りながら進んでおられた小柄なおじさま。
「お!ここに○○蘭が咲いてるよ!」と教えてくれて、見せてもらったり…って、名前忘れたし!!「植物のことが分かると、さらに楽しくなるよ!」と言われてたけど、確かにそうだよなぁ…。私も夫も、植物のことは全く分からず。まずは、100名山の本に載ってる写真眺めてみよう。
そのおじさまが、「今年は気温が低めだから、去年よりも入山開始が2週間は遅くなってる山が多い」と教えてくれました。確かに、頂上から見える山は、まだ雪をしっかり残してたもんなー。

この時の気温はどれくらいやったんかな?暑すぎず、寒すぎずでほんと気持ちのいい休憩時間になりました。で、ここで自宅から作ってきたおにぎりタイム♪
私と夫はもぐもぐしてましたが、これくらいの山だと、皆さん、さっさと登ってさっさと降りられるようで。
カメラおじさまの他にも、男子中学生?とパパの親子、サングラスがキマッてる背の高いおじさま、帽子の上から赤とオレンジできれいな柄が入った手ぬぐいをかぶっていた私と同世代?くらいの女性が頂上に上がってこられたけど、親子が何か軽食を摂っていたくらいで、皆さん水分だけ摂って、さっさと降りられてたなー。
尖山、下山は本ルート?にて
おしゃべりもして、写真も撮って、おにぎりも食べて、十分休憩したのでいざ、下山!
カメラおじさまから聞いた「帰りは沢沿いになるから足元気を付けて」という言葉をしっかり頭に入れつつ、まずは階段を降りるところからスタート。
足元は気を付けるに越したことない…というか、油断してるとケガしかねないから、しっかり一歩一歩踏みしめて。
特に、やっぱり下りになると、階段でも斜面でも体幹を意識して歩かないと膝から体が持っていかれそうになるもんね。まだストックは持ってないので、膝にかかる負担は分散させられないから、体幹の使い方が超大事。
階段が終わると、沢に出てきて雰囲気が一変!
大きな杉の木が立ち並んでいて、天気がよかったから、ところどころで日の光が差し込む様子が美しい…ジブリの世界よね!!とか言いつつ、テンション上がる我らでした😁


けっこうな大木もたくさんあって、山肌に根っこが形を作っているような場所が何か所も。木の根っこの奥から、ウシガエル?とにかく低いカエルの鳴き声がしていて。一匹がどこかで鳴くと、その後で少し離れたところから違う一匹が鳴く…という、なんか会話してるような感じだったな😊
そう!会話してるみたい…っていうのは、鳥の鳴き声でもあって!これは夫がすごい主張してきたんやけど(笑)キャンプで早朝に耳を澄ませていると、会話するように呼応して鳴いてる鳥がいてるー!!と。
確かに、夏椿峠を登ってる最中に、鬱蒼としてきたところで耳を澄ませてると、会話するように鳴いている二羽の鳥がどこか近くにいたのよね。
同じ鳥なのかもしれんけど、微妙に鳴き声の高さが違ったりして、そうか、何かお話してるのね…と思うと微笑ましい気分に💕
こういう、日常では感じられないことを体験できるのが登山よねぇ…と思うと、山にハマってしまう、もっとすんごい山に登る人たちはどんな体験しちゃって、どんな気持ちになるのかしら…??
尖山を降りて考えた登山の楽しみ
夫と私の登山の楽しみの見解が一致していることとして『開けた景色が見れること』というものがある。
最近だと、夫はキャンプ場も視界が開けた景色の良い場所を選びたがるし、私は気分転換にドライブで見晴らしのいい、ちょっと山の上に行くのが好きなのだ。
なぜか…?理由は日中の過ごし方にあるだろうなと。夫はデスクワーク。私は体を動かしているとは言えども、オンラインで室内での仕事。
双方、日頃から室内にいることが多いからこそ、休みの日には開放感あふれる場所に行きたくなるんだろうなと。
あと、私の登山の楽しみ方としては、体の使い方を考えながら登る…というのがある。これは、尖山を登る中で確信した楽しみ。
例えば、平坦ではない地面に対して、どう足を置きにいくのか?次の一歩をどう出すか?斜面でバランスを崩さないように体幹をいかに使うか?
安全に一歩ずつ自分の体を前に進めていく感覚が、とても面白く感じられるのよね。
さらに、五感がフル活動する、ものすごくいい時間でもある。
目で見る一歩先の足元と、靴越しではあるけど地面の感触を味わって。山頂から見る見晴らしのいい景色で視覚を楽しませて。息をしながら山の空気を味わって、時折、急斜面で土の感触を味わう羽目になったり。動物のフンなんかが落ちてると、急に獣臭くなったりして。
新鮮に、新しい体験の連続やから、登山って楽しくなっちゃうのかもしれんよなー。
そしてそのうち、あのカメラおじさまのように、植物に興味が出るようになると、また楽しみが増えちゃうのかもしれない!
夫はすでに、一人で関西圏の山にちょこちょこ登りに行っていて、今回の3時間くらいでいけちゃう山は、手軽すぎるみたいだったけど、初心者の私にはちょうどよかった!
そうそう。もうほとんど降り切ったあたりで、お一人で来られてる女性の登山者さん三人くらいとは挨拶したはず。
尖山は、夏椿峠じゃないルートは(笑)、ご年配の方でもお一人で手軽に登れるいい山でした😁
