Photo by
zakkisou
やっと見つけた場所だったのに
保育士資格を取りたいと思いながら、何度も壁にぶつかっている。
社会福祉。
ニコイチ。
あと少しが届かない。
去年は、小学校の運動会と試験が重なって受験できなかった。
今年もまた、運動会と試験日が重なっている。
“なんで今なんだろう”
そんなことばかり思う。
でも実は最近、少し希望が見えていた。
息子の同級生のお母さんが園長をしているこども園で、「保育補佐でうちで働いてみなよ」って声をかけてもらった。
子どもの心に関わる仕事がしたい。
そう思っていた私にとって、すごく嬉しい言葉だった。
履歴書を書いて、見学にも行って、今月から働く予定だった。
娘のことも理解してくれて、「娘ちゃん優先でいいからね」って言ってくれた。
その優しさが、本当にありがたかった。
やっと、“これから”が始まる気がしていた。
なのに、その直前に、ヘルニア再発で緊急入院になった。
歩けなくなった。
働くどころじゃなくなった。
人生って、なんでこうなるんだろう。
やっと前を向けそうだったのに。
でも、園長先生は、「今はまず体を治して」って言ってくれた。
その言葉にも、救われた。
焦る気持ちはある。
置いていかれる気もする。
でも今は、ちゃんと治さないと、また動けなくなる。
だから私は、“終わった”じゃなく、“少し延期になっただけ”と思うことにした。
子どもの心に関わる仕事をしたい気持ちは、まだ消えていないから。
