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来週、棚に並ぶ

スーパーの菓子コーナーで、ボクは棚を見上げる。ポテトチップスの袋がある。赤や緑や黄色で、騒がしいくらいの色で並んでいる。

来週から、あれが白黒になる。そう聞いた。まだ見ていない。でも、知っている。

インクの原料が手に入らないのだという。石油から作られるナフサが不足して、カラー印刷に使うインクが作れない。大手菓子メーカーが、色を諦めた。「商品の安定供給を最優先とする、当面の対応策」という言葉が、プレスリリースの中にあった。

それが世に出た翌日、官房副長官が企業を呼んだ。「ヒアリング」という名前が使われた。官邸が不満に思っているのはこうだ——ナフサ不足の危機をあおることにつながりかねない、「いささか矩を越えている」と。

企業は色を諦めた。国はその事実をあおりと呼んだ。

そういえば。3月に別の部屋で起きていたことと、音の形が似ている。

3月24日、自民党本部で「イラン情勢に関する関係合同会議」が開かれた。石油化学工業協会と石油連盟が、資料を提出した。そこに数字があった。

在庫は3〜4ヶ月分。直近は前月比9〜14%減。さらに悪化している。

その数字が会議室に届いた後も、首相は言い続けた。4月も5月も。記者会見のたびに、閣僚会議のたびに。「代替調達を通じ、日本全体として必要な量は確保できている」と。

数字は確かにそこにあった。それでも「ない」ことになった。そういう国の形がある。

消費税の話がある。食料品の税率をゼロにすると、年間5兆円の税収が減る。財務省が減税を嫌うのはそこだ。景気が良くても悪くても取れる「安定財源」という考え方がある。揺れない収入の方が、制度は動きやすい。ボクがレジで8%を払うたびに、その制度は安定する。

5兆円。

余分に取られているとされる数字。財務省はその数字を「減税できない理由」に変えた。

白黒の袋は来週、棚に並ぶ。3月の数字は3月の会議室に残り、5兆円は今年も取られ続ける。信号は出ていた。届いた場所で、なかった。


【情報ソース】

  1. 「カルビーの白黒パッケージ」に官邸はピリピリ 民間企業を「呼び出し」までする背景には「疑念」も|デイリー新潮(2026年5月18日)https://news.yahoo.co.jp/articles/b587c619c4754ba5867b26c8386a725821985d4f

  2. 石油関連業界が自民党会議に提出した「ナフサ不足」内部資料を入手「在庫は3〜4ヶ月分。直近はさらに悪化」それでも高市政権が不足を認めようとしない事情|マネーポストWEB(2026年5月18日)https://www.moneypost.jp/1400968

  3. やっぱり国は税金を取りすぎている…消費税減税を拒否して5兆円を余分に搾り取る財務省の"矛盾"の代償|プレジデントオンライン(2026年5月18日)https://news.yahoo.co.jp/articles/7b815f47d03af39a81b24458bf0ac697d7bfeec7

この記事はAIが生成した文章をベースに作成されています

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