終戦特集ドラマ 15歳の志願兵

ストーリー:
太平洋戦争末期、エリートと呼ばれる愛知一中の生徒たちは戦局を冷静に見つめていた。三年生の藤山正美もその一人で、親友の笠井光男とともに端艇部に所属し放課後は文学を語らい、何よりも友人と過ごす時間を大切にしていた。戦局が悪くなる中、大本営発表に疑いの目を向ける生徒も多く、軍事教練や勤労動員に時間を割かれても勉学こそが自分たちの使命だと考えていた。
そんななかで、海軍は兵士不足により15歳以上を対象とした飛行予科練習生の志願者を各学校に割り当て、愛知一中からも47名の志願者を出さなくてはならなくなる。当初は僅かな人数しか志願者が集まらず、その状況に危機感を感じた学校は、同校に配属されていた将校、坂町の提案で時局講演会を行う。
講演会では坂町や実際に戦地で戦った教師による演説に扇動され、戦争に対する冷ややかな空気は一変。生徒たちはその熱量に飲み込まれ、先に志願を決意した五年生を中心に生徒たちよる決起集会が行われ、全校生徒700人が戦争に行くことを志願する。
子どもたちを戦地に送り出す事に反対する教師や親もいるなかで、甲飛生に志願する決意を強く固めたのは戦局を常に冷静に見ていたはずの笠井だった。友人たちを裏切ることができない正美も両親の説得を押し切り志願するが、採用試験で行われた身体検査で引っかかり不合格となる。
決起集会では空気に飲み込まれ生徒全員が志願したが、正美と同様に身体検査で不合格となった者や、家業や家族の説得で志願を取り下げた者が続出し、最終的に入隊した生徒は笠井を含めた16人だった。正美は後ろめたさから笠井と距離を置くようになり、口を利くこともできないまま笠井の出征の日を迎える。
それから2年足らずで終戦を迎え、工業専門学生(工業大学生)となった正美は笠井の自宅を訪れ、笠井の母から戦争で亡くなった笠井が残した日記を渡される。そこには生前、笠井が口に出すことが出来なかった本心や正美や母に対する想いが綴られていた。
(ウィキ)
『15歳の志願兵』は、NHK名古屋放送局の制作により「終戦特集ドラマ」としてNHK総合テレビの「NHKスペシャル」で2010年8月15日の21時から22時13分(JST)に放送されたスペシャルドラマである。太平洋戦争末期、旧制愛知一中(現在の愛知県立旭丘高等学校)で実際に起きた『愛知一中予科練総決起事件』に基づいて描いており、原案は江藤千秋の『積乱雲の彼方に - 愛知一中予科練総決起事件の記録』[1]。主演は池松壮亮[2]。
キャッチコピーは『友だちがいた。夢があった。でも、戦争があった。』 [3]。
視聴率7.2%。第65回文化庁芸術祭優秀賞(テレビ部門・ドラマの部)、第48回ギャラクシー賞選奨受賞作。
愛知一中予科練総決起事件
1943年(昭和18年)、戦況が悪化する中、県下一の進学校で政財界や学者への登竜門だった愛知一中は、海軍当局が指示した47名の割り当てに対し志願者は13名と海軍飛行予科練習生に志願する生徒が少ないという状況にあった[6][7]。
7月5日、配属将校が予科練習生への志願を促す時局講演会が行われ、700人余りの生徒が総決起し、翌日の新聞にはこの事が「愛知一中の快挙」と報じられた[7]。
その後、この報道を見た卒業生で海軍兵学校に在学中だった成瀬謙治(1945年に回天特別攻撃隊として戦没)から生徒たちに再考させるよう校長宛てに手紙が届き[7]、家族からの説得を受けた者や身体検査で失格となった者を含め大半の生徒たちが志願を取り下げたが、56名の生徒が入隊し5名が戦没[8]。
原案著者の江藤千秋も本作の主人公と同じように愛知一中の卒業生で予科練習生に志願したが視力不足で試験に落ちており、この「総決起事件」に遭遇した当事者である。戦後、教師となり母校に赴任した江原は、どうしてこのような事件が起きたのか記録しようと当時の日記や資料、教師、旧友、遺族からの証言を集め、本作の原案を書き上げた[4]。
(ウィキ)
【出演】
池松壮亮 高橋克典
仲野太賀 鈴木砂羽
福士誠治 濱田マリ
近藤芳正 佐戸井けん太
平田満 夏川結衣
竜雷太 ほか
NHKスペシャル 終戦特集ドラマ 15歳の志願兵|番組|NHKアーカイブス

いつもはイタリアのTVドラマDOC3を放送している時間帯ですが、16年前のドラマを再放送です。
観てみてびっくり、豊臣兄弟のキャストです。
もしかして番宣かと思いましたが、中身は真っ当なドラマでした。
15歳の子どもが先導されて志願するシーンがこわいですね。
軍はもちろんですが、学校そしてそれを美化したマスコミ(新聞)の影響が大きいですね。
壮健な生徒から成績下位者を選抜するという案も出ました。
戦時下でも英語の授業はあったのですね。
知りませんでした。
脚本は大森寿美男です。
手慣れた脚本家でよくまとまっていますが、主人公やその周辺の戦後についてももっと詳しく描いてほしかったです。
それでも、今は天皇をかくしてお国のためというドラマが多いですが、これはちゃんと天皇陛下と言葉にしています。
お国=天皇ですから、天皇のために殺し殺されたことを隠してはいけません。
日本国民やアジアの人たちを大量殺戮した侵略戦争の最高責任者は言うまでもなく昭和天皇です。
戦争責任を問われず、退位もせず、戦後は平和主義者を演じ続けました。
ヒットラー、ムッソリーニ、ヒロヒトは、いまならネタニヤフやプーチンに匹敵する戦争犯罪人でしょう。
高市はこころよく思わないかもしれませんが、大河ドラマの時間帯に再放送すべきドラマでした。
*英語の勉強
The ultimate person responsible for the war of aggression that resulted in the mass slaughter of Japanese citizens and people in Asia was undoubtedly Emperor Showa.
He was never held accountable for the war, never abdicated, and continued to portray himself as a pacifist after the war.
Hitler, Mussolini, and Hirohito would be considered war criminals comparable to Netanyahu or Putin today.
