理想の休日の朝を求めていたけれど
私は休日の朝が好きだ。
休日の朝。それは仕事が休みの朝で、目覚ましをかけずに起きてよい朝で、鳥のさえずりを優雅に聞ける朝で、早く支度しなけらばならないという一切の気負いがない、開放感に溢れた心に余裕のある朝だ。
私にはなぜかいつも想像してしまう休日の朝がある。それは、ワンピースのような部屋着に包まれ、自分で淹れた紅茶を飲みながら、クラシックのような優雅な音楽を聴いている朝だ。そのイメージにいるときの部屋はとても広く、外には広い芝生の庭が広がっている。まるで宮殿のような場所だ。私はなぜかそのシーンをよく思い浮かべる。私の理想の休日の朝は、この宮殿のような場所でクラシックを聞いて紅茶を飲むような朝を過ごすことなのだろうか。
今週もまた休日がやってきて、いつものように朝ごはんを作る。昨日スーパーで見つけたパンがとても美味しそうで、それをとても楽しみしていた。
買ってきたのは、レーズンのデニッシュブレッドというパン。いつも食パンばかりで飽きていたところ、たまたま目に入り美味しそうだと思った。パッケージには焼かれたそのデニッシュブレッドが載っていて、こんがり焼かれたパンが食欲をそそってくる。あんなに美味そうな画はずるい。
デニッシュブレッドを袋から2枚取り出してトースターで焼く。卵を焼いたりフルーツを剥いたりして、トーストが焼き上がるのを待つ。
それから紅茶も忘れてはいけない。私は休日の朝に紅茶を丁寧に入れることを意識している。ティーバッグではなく茶葉を、時間をかけて丁寧に淹れる。このちょっとした手間が、一番休日だと思う瞬間だ。
私の休日の朝は、あの理想のような部屋と服で過ごすことねはなく、丁寧に朝ごはんを作ることだ。疲れを癒すために紅茶を入れ、活力を取り戻すようにパンを焼く。私にとってそれが大切で、この何気ない時間が、一週間を頑張る私を支えているのだ。
さて、次はどんな休日の朝にしよう。ああ、私は休日の朝が好きだ。
