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定番

 東京からの客人が、東京銘菓『ひよ子』を手土産にくださった。

 その御返しに、北海道銘菓『白い恋人』を手土産に差し上げた。

 どちらも、偉大なる“定番”。

 お互い、満足至極。

 御馳走様でした。


〜後記・重要事項〜

 『ひよ子』を東京銘菓と書いたが、そもそもの発祥は、福岡県飯塚市にある。
 『ひよ子本舗吉野堂』さんにて、大正元年に産声をあげたという、当地の“伝統菓子”と言うべき御品物である。
 甘味に仕上げた御菓子が、さぞや炭田で働く数多の人々の栄養・エネルギー源となっていったものと想像される。
 昭和30年代には博多、昭和40年代には東京へと進出し、筑豊飯塚・福岡・東京の銘菓となったそう。


 飯塚は、日本有数の産炭地である筑豊炭田を擁した街であり、同じく日本有数の産炭地である我が北海道との人的な行き来、交流も相応にあったとされる。
 遠く筑豊の地にて、往時の風、数多ある銘菓を訪ね歩く旅をするのも一興か。

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