SNSがない時代に旅行ブームを作った男──十返舎一九という天才
大型連休になると、
旅行系YouTuber。
観光インフルエンサー。
「この宿が最高でした」系の投稿。
あふれますよね。
実は江戸時代にも、
似たようなことをやった男がいました。
十返舎一九。
『東海道中膝栗毛』の作者です。
弥次さん。
喜多さん。
ふざけながら旅をする、
あの2人です。
江戸時代の旅行ブーム
当時、庶民の間では
お伊勢参りブームが起きていました。
「せっかく旅に出るなら
面白い場所に行きたい」
そんな人たちの背中を押したのが
『東海道中膝栗毛』でした。
作中では、
各地の名物が出てくる。
宿場町が出てくる。
観光地が出てくる。
読者は思います。
「行きたい」
現代と同じです。
経済効果がすごい
作中に出た名物。
売れる。
宿。
繁盛する。
観光地。
人が集まる。
完全に地域活性化。
しかも本人は
自治体案件を受けたわけでもない。
観光庁もない。
PR会社もない。
ただ面白い本を書いただけ。
強い。
売れる作品で生きた男
当時の作家は、
スポンサー的な存在に
支えられることも多かった時代です。
そんな中、
一九は
売れる作品を書いて稼ぐ人気作家になりました。
現代で言えば、
会社員を辞めて
コンテンツ一本で生きてる人。
かなり早い。
でも最後まで順風満帆ではない
一九は大ヒットを飛ばしましたが、
晩年は金銭的に苦しかったとも言われています。
売れる才能と、
資産を残す才能は
別物らしい。
これは現代でもよく見ます。
結論
人を笑わせる。
旅に行かせる。
地域経済を動かす。
十返舎一九は、
ただの作家ではありませんでした。
SNSのない時代に、
一冊のギャグ本で
日本中を旅させた男。
たぶん本人も、
ここまで経済を動かすとは
思ってなかった気がします。
おふざけ歴史×経済のまとめはこちら👇
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