😡「いつまで落武者みたいな肖像画使うつもりだ?」 :足利尊氏のボヤキ
まず言わせてほしい。
あの肖像画、
まだ私は幕府を開いていない。
将軍でもない。
室町も始まっていない。
ただの「恭順モードの武将」である。
■ 髻を切るという“休戦ポーズ”
私は一度、自分で髻(もとどり)を切った。
これは武士として最大級の譲歩。
「朝廷に弓を引くつもりはありません」
という意思表示。
いわば、CEOによる
“緊急記者会見”。
炎上鎮火フェーズ。
株価(信用)防衛モード。
あの肖像画は、
戦闘態勢ではなく
“謝罪広報中の顔”
なのである。
■ なのに攻めてくる
だが歴史は甘くない。
休戦ムードの中、
新田義貞軍が攻めてくる。
え、ちょっと待って。
今こっち、
謝罪中なんだけど?
交渉成立だと思ってたのに、
急に市場が崩れる。
これはもはや
合意後にTOB仕掛けられるパターン。
応戦するしかない。
結果として戦線は拡大。
ここから南北朝という
長期内戦フェーズに突入する。
尊氏が引きこもって謝罪している間に、天皇側は新田義貞を総大将として尊氏追討軍を差し向けました。尊氏の部下たちが各地で負け始め、「このままでは全滅です!」と泣きつかれた尊氏が「もう隠居も謝罪もやめだ!」と立ち上がったのが箱根・竹ノ下の戦いです。
■ 尊氏は裏切ったのか?
よく言われる。
「結局戦ったじゃないか」
だが冷静に見れば、
・恭順ポーズ
・相手側の強硬姿勢
・応戦
・権力空白の拡大
これは意図的クーデターというより、
状況ドリブン型経営。
市場に押し出された経営判断である。
■ そして後世の評価
最終的に室町幕府が成立する。
だが、あの肖像画の印象が強すぎる。
“疲れている人”
“迷っている人”
“裏切った人”
ブランドが弱い。
成果は出した。
だが物語が曖昧。
日本史は、
筋が一本通った英雄を好む。
尊氏は、
状況に応じて動いた。
合理的だが、
物語としては弱い。
これが評価のブレである。
「メンタル豆腐」なCEO
尊氏は、調子が良い時は強いのですが、少し追い詰められると「もう死にたい」「出家したい」とすぐに弱音を吐く、歴史上稀に見る「メンタルが不安定なリーダー」でした。
■ 経営の教訓
戦略より先に、
物語を作れ。
交渉中の顔が残れば、
それがブランドになる。
足利尊氏は制度では勝った。
だが、
“肖像画マーケティング”では負けた。
次に描くときは、
もう少し凛々しく頼む。
実は、あの有名な「落武者風の肖像画」は、長年「足利尊氏」とされてきましたが、近年の研究では尊氏の執事である「高師直(こうのもろなお)」ではないかという説が有力になっています。
もし「実は別人説」なら、「部下の写真が社長として100年以上掲載され続けた、最大の広報ミス」です。
■ 足利尊氏の評価を定義するなら
「確固たるビジョンよりも、現場の熱狂と状況の変化に最適化し続けた男。彼は、時代の意志を代行する『究極のフォロワー型リーダー』でした。」
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